心理テストと
日記
2011/5/2
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生食用の肉は流通しとらんらしい…今日この頃。
(◎皿◎)ナンデスト!!
平成10年に厚労省が「生食用食肉等の安全性確保について」っちゅう通達を出しとるらしいんやけど、その基準を満たしてる肉は馬の肉とレバーのみなんやと。
それに違反しても罰則規定がないから、加熱用でも生食用で出すのは業界の常識なんやとか。
あの殺人ユッケだけやなくて、基本的に全てのユッケとレバ刺しは食中毒の可能性があるっちゅうことなんですな。
まぁ、ユッケに限らず基本的に生ものは全て食中毒の可能性はあるわけで、魚の刺身にしてもその危険性はある。
刺身にわさびやら大根やら青じそやらがついてるのは、食中毒を予防する為で、前にも書いたけど「大根役者」の由来も「(食中毒に)当たらない(HITしない)」から来てる。
そういうもんと一緒に食うから刺身は食えるし、魚の場合はサバみたいなアニキサスは危ないけど、ほとんどが腸炎ビブリオっちゅう真水で死ぬヤツやから清潔にしてりゃまず安心。
ちゅうか、魚の場合は、長年生で食ってきてる歴史があるから、色んな知恵が積み重なっとるからなぁ。
けど、日本には肉を生で食う文化がなかったわけで、歴史が浅いから知恵がない。
まぁ、肉もパセリやらタマネギ、キャベツ、チシャ菜(サンチュ)っちゅう食中毒予防に効果のあるもんがあるけど、肉の場合は、今回みたいなO-111やらサルモネラ菌やらカンピロバクターっちゅう熱に弱いだけで水では死なんから焼いて食べるのが基本。
ちゅうか、パセリなんか食わんやろ?
オイラはガキの頃、外食するとパセリも残さず食えってうるさいぐらい言われたけど…
パセリは、ギリシャ時代に既に食中毒の薬として使われてたもんやからなぁ。
まぁ、牛の場合は、肉自体は大丈夫なんやけど、腸に細菌がおって、解体する時にどうしても肉についてしまう。
豚は、肉自体に有鉤条虫サナダムシ(有鉤条虫)がおるから生では食えん。
こんなのは、「常識」なわけで、ガキにユッケなんか食わすっちゅうのは、考えられへん。
昔は、焼肉を焼く箸と食べる箸も分けてたぐらいやからな。
衛生環境がオイラがガキの頃より発達したといえ、そういうのを知らんっちゅうのは完全に平和ボケですわ。
まぁ、本人が知らんと食って腹下す分にゃかまわんけど、知らんばっかりにガキに食わせて死なすっちゅうのは、親としてどうかと思う。
死なんにしても腹下すのはかなりキツイんやし、やっぱりガキが口にするもんは親の責任やで。
食中毒やないにしても、蒟蒻畑なんかもそうやん。
ガキが死んでからキーキー騒いでるみたいやけど、毒を食わされたならいざ知らず、こんなんは親の責任。
親がしっかりしてたら回避できる問題ですわ。
生きる為の基本の「食」について、親が責任持つのは動物なら当たり前の話やがな。
「命」を食べてるっちゅう概念がないから、食べる事に感謝もせんし、こういう事にも疎くなる。
虐待して死なす親もゴロゴロおるけど、こういう事に無頓着なんも、悲惨な結果が出てないだけで同類やねん。
虐待と一緒。
親になるなら、そこまで勉強しとかなあかんわ。
それが嫌なら親にならんかったらええだけのこと。
親が知らんばっかりに死ぬのはガキなんやから。
生肉が危ないっちゅうのを知らん人間が結構おる事を知って驚いた今日この頃です。
知って防ごう食中毒―家庭や学校で役立つ、食中毒の知識と予防法
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