心理テストと
日記
2010/9/2
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人類は「料理」を覚えたことで、「ヒト」に進化したらしい…今日この頃。
"Ωヾ( ̄o ̄)ヘェー
「サル」から「ヒト」へどうやって進化したかって色んな説があるんやけど、この「料理」っちゅうのは、スゴイ説得力がある。
今まで考えたこともなかったけど、言われてみれば、食べ物に火を通して食べるのは人類だけ。
「猫舌」って言うけど、全ての動物が熱い食べ物を食ったことがないから、全ての動物が「猫舌」。
人類も、熱い食べ物に慣れてるだけで、基本的に「猫舌」。
人類と動物の決定的な違いは、この食べ物を料理するか、生のまま食べるかやねんな。
で、その「火を通す」ってことが、進化にどういう影響を与えたかっちゅうと…
まず、「肉食」やったっちゅうのが大前提なんやけど、この「肉」っちゅう「たんぱく質」の塊を食べてたことが「脳」の発達を可能にしたと。
さらに、火を通すことで、たんぱく質が分解されて、吸収されやすくなったと。
このおかげで、口は小さくなって、アゴも小さくなって、胃、小腸、大腸と、消化、吸収に関係する器官が全て小さくなった。
小さくなったってことは、それだけエネルギー消費が減るってことで、そのおかげで、莫大なエネルギーを消費する「脳」にエネルギーを使うことができたと。
火を使うことを覚えて、料理を覚えたことで、人類はこの「脳」を手に入れたんやな。
何か、スゴイ納得した。
で、その頃の人類は、1日に10Km以上歩いてたから、太ることもなく、丁度良い摂取カロリーやったんやけど、現代人は、10Kmも歩かんし、火を通してるのに栄養過多やから「太る」っちゅう現象も手に入れてもうたと。
痩せたかったら、「生食」を食べた方良さそうやな(笑)
で、おもしろいのが、この「料理」を覚えたことで「婚姻」っちゅうのも生まれたっちゅう説な。
火を通す「料理」をするってことは、エサを取って来て疲れてるのに、さらに料理をせんと食べられへん。
ここで役割分担が確立して、オスとメスの結びつきを強くしたと。
男が「手料理」に弱いのは、そういう遺伝子があるってことか。
言われてみれば、ガキの頃って、デートで弁当を作って来てくれると「キュンッ」としたもんやけど、こういうことって言われると、スゴイ納得するわ。
「晩婚化」っちゅうのも、今の生活は「料理をしてくれる人」がおらんでも成り立つもんなぁ。
なるほど。
人が人である為には、「料理」が必要不可欠と。
「料理」は偉大ですな。
中々おもろい本を読んだ今日この頃です。
火の賜物―ヒトは料理で進化した
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