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飛行機内で巨乳が爆発

3日付揚子晩報によると、モスクワ発・米国カリフォルニア州行きの航空機に乗っていたロシア人女性(45歳)の胸の内部で“爆発”が発生した。女性は豊胸手術を受けた経験があり、気圧変化で胸につめたシリコン入りの袋が破裂したという。

女性は着陸直前に意識を失った。上空を飛行中も気分が悪かったが、たいした問題ではないと考え、我慢していたという。

民用航空機は空気が薄い高度1万メートルを飛行中でも、客室内を0.8気圧程度に保っている(与圧)。そのため、乗客・乗務員の通常の呼吸には問題ないが、地上の1気圧とは、1平方センチメートルあたり200グラム重の圧力差が発生する。仮に女性の胸に埋められていた袋の表面積が100平方センチメートルとすると、内部から外向きに20キログラム重の力がかかった計算になる。

女性を手当てした米国人医師によると、胸に残った袋だけでなく、体内に散ったシリコンを徹底的に取り除く手術が必要という。 (サーチナ)

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