◆ 生徒に罰、希釈塩酸飲ませる

まぁ、青汁とかノニジュースとかの罰ゲーム的な感覚やったんやろな。

罰として適切かどうかは議論のあるとこやけど…

記者会見した広中達憲教育長は「生徒の命、健康に関わることだ。大変不適切な指導だった」と謝罪した。

そんな大げさな話かね?

市教委によると、教諭は、100ミリリットルの水に塩酸(濃度35%)1ミリリットルを入れ、生徒の前でなめた上、15ミリリットルずつをビーカーに入れて生徒2人に渡した。1人は全て飲み、もう1人は口に入れたが、違和感を感じてはき出した。2人ともすぐに口をすすいだという。

これだけ薄めてたら無害やん。

胃酸は濃塩酸なんやし、この程度の塩酸を飲んだぐらいじゃどうもならん。

まぁ、「塩酸」ってイメージで、精神的には何かしら影響はあるかもしれんけど…

それもこれも知らんからなわけで、知ってたら青汁を飲ますレベルでしかない。

ちゅうか、理科の実験で「酸はすっぱいのか?」って事で塩酸を舐めさせられた事あるけどなぁ。

塩酸どころか青酸カリも舐めさせられた事がある。

これも、青酸カリは胃酸(塩酸)と反応してシアン化水素(青酸ガス)を発生させるから危険なわけで、青酸カリを舐めても大丈夫。

さすがに最初はビビったけど…

なので、個人的には、「ニュースになるような話か?」と思ってるんやけど…

「集中して実験をさせるため。薄めたので飲んでも大丈夫と思っていた」

「思っていた」じゃあかんやろ(笑)

確信持ってやれよ。

化学の知識があって確実に大丈夫やからやらせてるなら、「体験実験」って事で通るけど、「思う」程度なら醋酸にしとけ。

そういう意味じゃ問題かもな。

最初にも書いたけど、罰として適切かどうかは議論のあるとこやけど、「身を以て知る」って事も大事なわけで、この程度で騒いでたら、興味の持てる実験もできんようになる。

「混ぜるな危険」って表示もあるように、台所用品なんかは、酸もアルカリもようけあるわけで、どこまでが大丈夫で、どこから危険なんかは知っといた方が良いのに、こうやって最初から「危険」やからって遠ざけてたら、本当に危険なものを知る事もなくなる。

実際、カビ取り中に主婦が死んだって事故もあるしな。

まぁ、あんまり騒がんと、もうちょっと「理科」「化学」を勉強しましょうって事で。

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すごい!うちでもこんな実験ができるんだ!!―米村でんじろう先生のスーパー個人授業


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