◆ 高齢者医療の発言 麻生氏撤回
何でこういうのを叩くかねぇ。
こういうのを叩くと「良い人」って思われるからやっとるんやろうけど、それにしてもねじ曲げすぎですわ。
麻生太郎副総理兼財務相は21日、首相官邸で開かれた社会保障制度改革国民会議で、終末期医療に関連し「チューブの人間だって、私は遺書を書いて『そういう必要はない。さっさと死ぬから』と手渡しているが、そういうことができないと死にませんもんね、なかなか」と述べた。延命治療の否定とも受け取られかねない発言で、麻生氏はこの後コメントを発表し、「適当でない面もあった」と撤回した。
「延命治療の否定」をしたんやなくて、自分がそうなるのは嫌やって話やがな。
ちゅうか、書くなら全文載せろよ。
こういうわざわざ批判し易いとこだけ取り出して、叩きまくって、全文が大衆に知れ渡ったら、今度は「言い方が悪い」とか「公の場所で…」とか何とかで叩く。
こういうアホが多いから、日本人は本質的な議論ができんねんな。
太郎ちゃんも撤回するなっちゅうの。
これの問題は、この延命治療に健康保険が使えるって事。
しかも「高額療養費制度」ってのがあるから、更に負担が減らせる。
それだけ、国民の負担が増えてるって事やねん。
「チューブだらけになっても生きてたいか?」って話は、個人的には「生きてる」んやなくて「動いてる」だけやと思ってるんで、個人的にはさっさと殺して欲しいと思うけど、これは個人の「死生観」「価値観」の問題なんでやりたい人は好きにすれば良い。
けど、それなら自分のカネでやれって話。
しかも、これ1回やると、今度は止められへん。
止めると「殺人」になるからな。
今の医療技術やと、その気になればいつまでも動かし続ける事ができる。
そういう事の為に「健康保険」が使えるのは適切なんかどうかって事を言うとるのに、何でこうやって叩くかね。
個人的には、「尊厳死」とか「安楽死」の議論を国民が共有して、政府がいちいち考えんでも、そういう事になったら「死なせてくれ」って国民の側から出て来るのがベストやと思う。
けど、現状は「長生きは良い事」ってのが「常識」で、それを否定すると感情的に悪者にされるから、まともな議論ができん。
メディアは、こういう揚げ足取りの記事を書く暇があったら、そういう議論を喚起する記事を書けっちゅうの。
「死」が遠ざかってるから、「どういう最期を迎えたいか」って考えるのが難しくなってるけど、普段からそういう事を考えて、「自分ならどうして欲しい」って事を周囲の人間に伝えとくべきやな。
延命治療みたいな「贅沢」は、大富豪の特権。
そういう事がしたいなら、そういう事ができるだけのカネを稼げば良い。
そしたら誰からも文句は出ん。
とにかく、延命治療に健康保険を使う事の是非や、尊厳死、安楽死っちゅう議論を国民レベルで深めて欲しいもんです。
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