◆ 死刑見直し必要ない 谷垣法相

この調子でどんどん執行して欲しいもんですな。

そもそも、6ヶ月以内に執行せなあかんのに、100人以上も死刑囚が残ってるのが間違っとるねん。

日本弁護士連合会の山岸憲司会長は同日、「大臣就任からわずか2カ月足らずで、真に慎重な検討がなされたのか大いに疑問」と執行に抗議するコメントを発表した。

コイツは何を言うとるんや?

「検討」するのは裁判所であって、法務相の仕事とちゃうやろ。

法務相の仕事は死刑執行命令書に判子押すだけ。

そもそも、十分検討した結果の死刑判決とちゃうんかいな。

死刑制度については、2006年7月9日の日記で被害者遺族やのに死刑に反対してる人を知って、死刑廃止についても個人的にだいぶ考えて、死刑のデメリットっちゅうか、弊害なんかもだいぶ知ったんやけど…

それでも、廃止する合理的な理由がみつからんかった。

ちゅうか、「死刑廃止論」にも一定の説得力があって、納得できる面もあるんやけど、「人を殺した人間が生きてて良い理由」ってのがどうしても分からん。

制度存続に対する海外からの批判については「国際的動向より、治安維持、国民の安心安全の確保を考えるべきだ」と述べた。

「死刑」に犯罪の抑止力があるのかどうかは疑問の残るとこなんで、これが理由なら死刑廃止に反対する理由にはならんっちゅうか、死刑廃止派に論破される。

個人的には、2006年以降、死刑に代わる「終身刑」とかができるなら、廃止もありかな?と思えるとこまではきたけど、やっぱりどうしても…

「人を殺した人間が生きてて良い理由」

ってのが引っかかる。

死刑を廃止して、終身刑とはいえ、生かし続けなあかん理由って何なんやろな。

この「理由」が納得できりゃ、全面的に「死刑廃止派」になるんやけど…

死刑廃止派のネット上の記事を色々読んだけど、どうにも納得できる理由ってないねんなぁ。

何にしても、死刑賛成派も「遺族感情を考えれば…」って言うても被害者遺族でも死刑に反対してる人もおるし、「抑止力」って説も死刑を廃止した国で凶悪犯罪が増加したデータもないんで、賛成するなら賛成するでもっと深く考えるべきやと思う。

反対派は、反対派で偽善的な「人権論」を振りかざさんと、人を殺すって事がどういう事かもっと深く考えるべきやし、その罪が生きて償えるもんなかどうかもっと考えるべきやと思う。

そうやってお互い深く考えて、議論してりゃ、そのうちベストとは言わんけど、ベターな結論ってのが出るやろ。

それまでは、法に則って粛々と死刑判決を出し、死刑を執行して行って欲しいもんです。

それが「法治国家」のあるべき姿ってもんなんやから。

まぁ、それもこれも「社会的」に見ればそう思うけど、もし万が一「被害者遺族」になる事があれば…

犯人には「無罪」を望みます。

自分の身内を殺されて、国に殺してもらおうなんか考えられへん。

何がどうあっても自分の手で殺す。

なので、自分の身に降りかかるなら「死刑」はどうでも良いです。

むしろ、ない方が良い。

それが「正しい」とは思わんけど…

中々、難しい問題ですな。

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