◆ 島根 自殺の表現改め「自死」

下らんっちゅうか、何ちゅうか…

計画は県の自殺防止策の基本方針を示し、2012年度末が改定の時期。遺族から「自殺の言葉には自分を殺した人というイメージがあり、死者の尊厳も守れない」との声が寄せられ、表現を改めることにした。

死者の尊厳を守る事が自殺の防止につながるって言いたいみたいやけど…

ほんまにそう?

何度か瓦版でも書いたけど、自殺者は擁護するより、罵倒して叩きまくった方が自殺しようと思ってる人間を思い止まらせると思うねんけど…

今、死のうと思ってる人間がやで、報道とか擁護されて、それこそ「死者の尊厳」を守られてるのを観るのと、「バカですねぇ。死んでも何も変らんのに」とか「ただの独りよがりで、周りの迷惑を考えないバカ」とかひどい言われ方してるのを観るのとで、どっちが死のうと思わんようになると思う?

まぁ、死のうと思った事がないんで何とも言えんけど、死のうと思うほど追い詰められてたら、「死者の尊厳」を守ると、むしろ背中を押す事にならんかね?

「勇気ある決断」とか何とか言うて、死んだら褒められるんやろ?

死のうと思うって事は、おそらく褒められた記憶も消えかかってるわけで、そんな状況で、「死んだら褒められるんや」とか「死んだら周りの考えが変るんや」って思ったら、死んだ方が良いと思うんちゃうか?

自殺者の遺族からすりゃ、そりゃ「かわいそうに…」「良い子だったのに…」って言うてもらいたいやろうけど、これの目的って「自殺防止」やろ?

「自殺者遺族のメンタルケア」って話なら、これでもええと思うけど、自殺者遺族のケアと自殺防止って全く違うもんやん。

これに何の意味があるんやろな。

ただの「言葉狩り」にしかならんと思うねんけど…

自殺を考えてる人間に「生きてりゃ良い事がある」とか「私はもっと辛い経験があるけど生きてる」みたいな事を言いたがる人がおるけど、それもこれも、結局「自殺者」の為を考えてるんやなくて、自分の考えを押しつけてるだけ。

押しつけてる方は、「良い事」した気分にもなれるし、満足するやろうけど、何の問題解決にもならんと思う。

結局、自殺を止められるのは自分だけやねん。

他人ができる事は、「死にたきゃ死ねば良い」って、その死ぬ行為を選んだ事を受けて入れてやる事だけやろな。

あとは、死にたい思いを全部聞いてやる事ぐらいしかできん。

思いを全部聞いてやって、死ぬ行為も受け入れてやって…

その上で、選んだ事は受け入れるけど「それでも死んだら私は悲しい」って事を伝えてやりゃええんちゃうか。

44年も生きてると何人か「死にたい、死にたい」って言うヤツとか自殺未遂までいったヤツも周りにおったけど、いつも決まって言うセリフは…

「死にたきゃ勝手に死ねばええけど、俺に絶対分からんとこで死ね」

やったけど、幸いにして1人も自殺せんかった。

何にしても、何が良いのかは、よう分からんけど、自殺者を叩くのも嫌、死んだ人間の尊厳は守りたいって言うなら、こういう下らん議論をせんと、自殺者絡みの報道を一切なくす事やな。

そうすりゃ「自殺」でも「自死」でも、世間に言う事はなくなる。

自殺を止める事もせんし、背中を押す事もせん。

周りの人間はどうあれ、世間は自殺に対して「無関心」を装う。

そうすりゃ、「自殺の連鎖」だけは防げるんとちゃうかね。

何にしても、こういう議論が蔓延すると、自殺者を批判する事がタブーになる。

電車に飛び込んで大勢の人間に迷惑かけたり、飛び降りて下を歩いてる人間を巻き込んでも許される事になる。

あくまで個人的な意見やけど、そういう状況よりは、死んでからでも批判される。

むしろ、死んだ方がメチャクチャ言われるんやって思わせた方が良いと思う。

どれだけ効果があるかは分からんけど…

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