◆ 中国誌「日本の主権、沖縄に及ばない」

琉球の帰属が完全に確定したんは「日清戦争」なんで、こういう理屈も一理ない事もないねんけど、ええか悪いかは別にして、1609年に薩摩が琉球侵攻して「付庸国」にしたっちゅうのが抜けてるのは何で?

1609年以降、琉球は日本に税を納めてるんやけどねぇ。

明(後に清)にも朝貢してたけど…

で、その清と中華人民共和国の関係やけど、中華人民共和国は清の継承国やないやないんで、今の中国にゃ全く関係ない話。

しかも…

牡丹社事件とは宮古島住民の乗った船が台風で台湾南部に漂流し、54人が先住民に殺害された事件。これを契機に明治政府は1874年、台湾出兵に踏み切り、79年に廃藩置県で沖縄県が設置された。

論文はこうした経緯について「中国と500年以上の宗藩(宗主国と属国)関係を維持してきた太平洋の島国が日本の武力によって併合された」とした上で、「日本の琉球国併合は国際法に合致しておらず、琉球の人民・政府や宗主国・清朝政府の同意、国際社会の認可を得ていなかった」と指摘した。


「牡丹社事件(台湾出兵)」を持ち出したら、台湾の帰属の問題も話せなあかんようになるんやけど、ええんやろか?(笑)

宮古島(琉球)の漁民が虐殺された件を明治政府が清に抗議した時、何て言うたか知ってるか?

明治政府は、「日本人が殺された」っちゅうて抗議しとるのに、清は、『台湾は「化外」の土地で清が統治してるわけやないから関係ない』って言うとるんやで。

これ、清の冊封国って主張するなら、「清の冊封国同士のトラブルなんで日本にゴチャゴチャ言われる筋合いはない」って言うとこちゃうの?

これを持ち出したから、琉球の帰属どころか、台湾の帰属も問題にせなかんようになりましたなぁ(笑)

ちゅうか、「武力による併合」がいかんのなら、チベット、東トルキスタン、内モンゴルってどうなるんでしょうねぇ。

琉球の話するなら、こっちの話もする?(笑)

さらに…

さらに「日本の合法的主権が沖縄に及ばない」理由として「1971年の沖縄返還協定で米国が日本に引き渡したのは統治権であり、主権ではなかった」と主張した。米国から日本に返還されたのは沖縄の施政権だったことを指しているとみられる。 

ほぉ。「主権とは何ぞや」って小1時間ぐらい問い詰めたいとこやけど、仮にその説を全面的に受け入れたとして、それは日米の問題であって、あんたら関係ないやん。

この話の結論は、何を持ち出しても「中華人民共和国」には何ら関係ないって事ですな。

ただ問題は、こういう訳の分からん主張を一部の沖縄県民が受け入れ出してるってとこな。

中国の工作が順調なんか知らんけど、沖縄で「独立」って話が出てきとるねんなぁ。

仮に独立なんかしたって、補助金で成り立ってるのに、どうやって食ってくんやろね。

結局、中国に編入されるのオチで、中国になったら、今みたいな「反政府活動」もできんようになるんやけど、そういう事って理解しとるんかね。

そんな「自由」があるのも、日本やからなんやで。

何にしても、中国ヒトモドキがゴチャゴチャ言うのはいつもの事なんで、放っときゃええんやけど、問題はいつも中国、朝鮮半島やなくて国内の左巻き。

日本は、民主主義国家なんで、中国みたいにこういう異分子を駆除できんので、大多数の日本人の「価値観の共有」が大事ですな。

という事で、歴史や領土について、ちゃんと「教育」をして欲しいもんです。

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