◆ 裁判員でストレス障害 国提訴
心情的には、この訴えはよう分かる。
訴状によると、女性は証拠調べで見せられた被害者2人の遺体の刺し傷計24カ所すべてのカラー写真などが頭から離れず、不眠症や吐き気、フラッシュバックなどに苦しむようになった。「裁判員メンタルヘルスサポート窓口」に電話し、地域の保健所を紹介されたが対応してもらえず、3月22日に福島県内の病院でASDと診断された。
女性側は、裁判員になったためにASDになったと主張。裁判員制度が苦役からの自由を保障した憲法18条や、個人の尊厳や職業選択の自由を認める同13、22条に反するとし、法案提出から3カ月弱の審議で成立させた衆参両院にも過失があったと訴えている。
刺し傷24カ所もある遺体のカラー写真を無理矢理見せられりゃ、そりゃおかしくもなるんで、言いたい事はよう分かるし、訴えも当然なんやけど…
女性が7日午前、慰謝料など200万円の国家賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。
国家賠償はなぁ。
「ASD」って診断されたっちゅうても、「問診」っちゅう自己申告なわけなんでどうとでもなる。
この人が「詐病」やって言うわけやないねんけど、これを認めると、こういう事をするヤツが必ず出て来る。
だいたい1年間で1000人ぐらいが裁判員になるわけで、この1割がそういう訴えを起こすと毎年2億円払わなあかんハメになる。
裁判員の予算が32億円やのに、2億円も余計に払わなあかんとなると…
裁判員制度の維持は無理ですな。
まぁ、狙いは「慰謝料」やなくて、こっちなんやろな。
個人的には、「裁判員制度」はどうかと思ってるんで、このまま廃止してくれてええんやけど、せっかくなんで1回はやってみたい気持ちもあるんで悩ましいとこです。
まぁ、選ばれても「死刑」としか言うつもりないっちゅうか、「何で人を殺した人間が生きてて良いのか」って事を裁判官とか死刑って言わん裁判員に問い詰めたいだけなんやけどな。
何にしても、そもそも「死刑か無期懲役か」っちゅう重罪を庶民に裁かす事自体に無理があるんで、廃止、もしくは見直しが無難やと思います。
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