◆ 裁判員裁判の死刑判決を破棄
何の為の裁判員裁判なんやろね。
「一審は人の生命を奪った前科を重視し過ぎた誤りがある」
ほぉ。
人の生命を奪っとったら、そりゃ重視するってのが「庶民感覚」ってもんとちゃうん。
裁判官っちゅう「専門家」の見方は…
控訴審判決で村瀬裁判長は、被害者が1人で死刑とされた過去の強盗殺人罪の被告は、似たような前科で無期懲役とされ仮出所中の場合などだと指摘した。
その上で、伊能被告の前科は浮気を疑い妻を刺殺し、一家心中を図って自宅に火を付け次女を焼死させた事案で、強盗殺人とは異なると指摘。同被告は満期出所しており、更生の可能性があるとした。
強盗殺人からの強盗殺人なら死刑でもええけど、一家心中からの強盗殺人やから質が違うし、満期務めてるから更正の可能性があると。
あのぉ〜、どこに「更正」とやらの可能性があるわけ？
一家心中で生き残って、満期務めて強盗殺人って事は、満期務めたにも関わらず、犯罪がﾚﾍﾞﾙｱｯﾌﾟしとるわけやん。
強盗殺人からの強盗殺人よりもﾀﾁ悪いと思うけどねぇ。
しかも…
伊能被告は捜査、一審を通じて完全黙秘し、控訴審にも出廷しなかった。弁護側は無罪を主張していた。
控訴審は出廷せず、弁護側は無罪としか主張しとらんのやから、どんなﾔﾂかも見とらんわけやん。
どういう「感覚」なん？
こういうのがおかしいから「庶民感覚」の裁判員裁判を導入したのに、これじゃやる意味全くないやん。
ちゅうか、「更正の可能性」って言うけど、こういうのを更正させて生かして何の意味があるん？
しかも、62歳やで。
62年かけて培われてきた人格なんやから、更正させるのもそれなりの時間がかかるわけで、仮に更正できるにしても、生きてるうちに更正できるかどうか分からん。
どっちかっちゅうと、生きてるうちに更正できん可能性が高いって見る方が自然やろ。
無期懲役で25年入れてたとしても87歳なわけで、獄中死する可能性も高いわけで、どっちにしても生きて出て来る可能性が低いんやからｺｽﾄ削減の意味も込めて、さっさと殺してやった方がｺｲﾂの為にもええし、社会の為にもええがな。
ほんま、裁判官とやらの感覚は分からん。
ちゅうか、一家心中を軽く見過ぎやねん。
家族間の問題って事で、軽く扱って、有期刑で出所させるからこういう事が起きた。
その時に死刑にしとけば、こういう問題も起きとらんねん。
何にしても、前から何度も書いとるけど、こんなｱﾎくさい制度は、とっととやめる事やな。
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