◆ 余り給食 職員食べちゃダメ?
何があかんのかさっぱり分からん。
「もったいない」。そんな理由から、兵庫県西宮市の半数以上の公立保育所で調理員らが余った給食を食べていたことが明らかになった。余った給食は廃棄される決まりで、保育所長会でも「食べてはいけない」と取り決めていたが、周知徹底されていなかった。この問題で市は、所管部署の幹部らを文書訓告としたものの、調理員らについては「食べてはだめと知らなかった」として処分を見送った。給食費を払ってないのに“役得”でつまみ食いをしていた行為は、市民の目にはどう映るのだろうか。
捨てるのは良くて、給食のおばちゃんの腹に入るのはあかん理由が分からんわ。
食材を余分買ってきて、わざと余らすなら問題やけど、一応食材は生徒の分しかないわけで、それで余るんやから、食いたきゃ食えばええがな。
「給食費払え」とか言う意見もあるけど、世間にゃ賄い付きの仕事もあるわけで、これぐらいかまへんと思うけどねぇ。
世知辛いっちゅうか何ちゅうか…
そもそも論点がおかしいねん。
余ったもんを食うのが良いのか悪いのか議論するんやなくて、議論するなら何で余るのか、余らさないようにするにはどうしたら良いかって事を議論するべきやろ。
まずは「食品ロス」の問題を議論したら?
いちいちこういうのを議会で取り上げて、調査したりする方が給食のおばちゃんがつまみ食いするより、税金の無駄遣いやで。
確かに、まだ食べられるものを杓子定規に規則で捨ててしまうのはどうか−といった意見もあるだろうが、役得的に余った給食を食べていた調理員の行為は、とてもほめられたものではないだろう。
つまみ食いぐらいで、そこまで言われなあかんか(笑)
給食のおばちゃんらが食いたくなるぐらいうまけりゃ、その方がええがな。
まぁ、おばちゃん好みの味付けになって、塩分が増えたりしたらそりゃ問題やろうけど…
いつからこんなマニュアル通りやないと認めんとか、こういう世知辛い「不寛容」な世の中になったんやろな。
ちょっと外れると一斉にバッシングとか、こういう世の中やから、万人受けするような考え以外認められんような世の中になって、自由な発想が阻害されて、閉塞感が漂ってるねん。
芸人で言うたら横山やすしとか、俳優で言うたら勝新太郎とか、そういう「規格外」の人間がさっぱり出んようになったのも、世間のご機嫌を伺い過ぎるから。
大多数が真面目な方がええのはもちろんなんやけど、「規格外」の人間、発想も認めんと伸びしろってなくなるで。
そういう人間が時代を切り開くって事もあるんやから。
そもそも、日本はルールの決め方からしておかしいねん。
日本は、して良い事を決めて、それ以外はやったらあかんって決めるけど、欧米はやったらあかん事を決めて、それ以外は何をしても良い。
だから日本は、何かあると「お上」のせいにするけど、欧米は「自己責任」になっとるねん。
池の周りに柵を作れとかって発想は、日本の発想そのもやねん。
日本人が「言われた事しかせん」、「言われた通りにしかせん」、「言われなせん」のは、そういう社会風土があるから。
こんなんじゃ、こぢんまりまとまった人間しかおらんようになるで。
ルールは守るっちゅう真面目さが売りな日本人っちゅうのも結構な話やけど、もうちょっと「寛容さ」っちゅうのも持つべきやと思うな。
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