◆ 福島第1原発の吉田元所長死去

何か、ネット上じゃ「国葬にしろ」とか、えらい英雄視されとるけど…

何でそんなに英雄視されとるんやろな。

確かに、空き缶の指示を無視して、海水注入継続したり、水素爆発してからのリーダーシップは「英雄」に見える事は否定せんけど…

そもそも防潮堤の建設に反対したんはこの人やし、非常用復水器の弁が閉じてるのに、開いてると思ったまま6時間過ぎたり、非常用バッテリーをつなごとしたらプラグの形状が合わんとつなげんかったり…

などなど、メルトダウンして水素爆発した責任の一端はこの人にもある。

例えが正しいかどうかは分からんけど、言うたら四球を連発して満塁にして、自らつくったピンチを収めただけやのになぁ。

空き缶とか東電の信じられへんほどの無能っぷりとの対比でえらい持ち上げられとるけど、この人も事故を起こした側の人で、現場の最高責任者なんやけどねぇ。

まぁ、この人が所長やなかったら、もっと酷い事になってたって意見は、その通りなんかもしれんけど、同じ様な条件やった福島第2原発はメルトダウンしとらんわけで、そういう面じゃ防げたはずの事故を引き起こしてるわけで…

死人を悪く言うのも、大多数の国民が英雄視してる人を悪く言うのも憚れるんでアレやけど、どうもこの「空気」は変な感じがする。

個人的には、「英雄」が亡くなったって事よりも、全てを知ってる貴重な「生き証人」が亡くなった事が残念です。

事故の真相とか、この人にはもっと喋ってもらわなあかん事がいっぱいあったのに…

そういう面で、非常に残念です。

謹んでご冥福をお祈り致します。

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死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日


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