◆ コカインと誤鑑定 男性を釈放
「ミス」っちゃミスなんやろうけど、これは警察もちょっと可哀想やな。
同課によると26日夜、東京都葛飾区の路上に止めた乗用車内にいた男性を、葛飾署員が職務質問。男性が持っていた白い粉末を簡易鑑定したところ、コカインの陽性反応が出たため、同容疑で現行犯逮捕した。同日、逮捕の報告を受けた警視庁が緊急鑑定し、脱法ドラッグと判明した。
ようするに、コカインによく似た化学式の脱法ドラッグなわけで、これを簡易鑑定で区別させる事に無理がある。
「脱法ドラッグ」っちゅうか、幻覚作用のある薬物を全て禁止にできりゃこういう事もなくなるんやけど、そうなってくると風邪薬とかもアウトになって、医師の処方箋がないと薬を買えんようになるからなぁ。
脱法ドラッグを完全に取り締まると日本から薬局やらドラッグストアの類がなくなるから、法律もそう簡単につくられへん。
なので、1個1個つぶしていくしかないんやけど、つぶしてもつぶしても、またちょっと変えて新しいのが出てくる。
これは、「ミス」っていうより、どうしようもない。
それを…
逮捕した同署の30代の男性巡査長は平成21年に簡易鑑定の講習を受け、昨夏から銃器・薬物を担当していた。
「ミスした警察が悪い」っちゅうて叩くと取り締まられへんで。
警察が嫌いなんで、いつもは徹底的に警察を叩くんやけど、こういう構造的におかしいのを警察のせいにしても何の解決にもならん。
オイラは、脱法ドラッグを取り締まるええ方法っちゅうのが思いつかんのやけど、これを「ミス」って叩くのなら、どうやって法規制すりゃええんか、ええ方法があるのなら教えて欲しいもんです。
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あぶないハーブ ―脱法ドラッグ新時代―
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