◆ 15歳の学力 全分野で上昇
こないだ大学生の4人1人が太陽がどっちから昇るか分かってないって話を書いたら…
日本は「読解力」と「科学的応用力」が4位(09年の前回8位と5位)、「数学的応用力」が7位(同9位)で、03、06年の下落から上昇に転じた前回を順位、平均得点とも全分野で上回った。
読解力と科学的応用力ってのは国別ではトップ(上海、シンガポール、香港に次いでの4位)やったみたいやけど、ゆとり教育を見直して10年やから、この世代は「脱ゆとり世代」。
ちょっと前に、こんなニュースもあったけど…
詰め込み受験勉強のおかげ? 日本の成人「学力」世界一の理由を海外メディアが分析
こうして見ると、完全にゆとり教育が学力低下の原因ってのが分かる。
2003年、2006年の下落から上昇したって事は、当時15歳やったのは、今22歳〜25歳。
前回が2009年なんで、今は19歳。
大学生の4人1人が太陽がどっちから昇るか分からんのもゆとり教育のせいと。
結局、「ゆとり教育」って何やったんやろな。
まぁ、学力が全てやないし、個性を伸ばすとかって言う「ゆとり教育」の目的自体は否定せんのやけど、結果として何が生まれたんやろな。
ゆとり教育の成果って、スポーツぐらいとちゃうか?
オリンピック選手も含めて、一部この世代ですごい選手がおるけど、かといって体力が他の世代と比べて上がってるわけでもないしなぁ。
そもそも、詰め込み教育で、事務処理能力の高い人間を量産してきたけど、何かを生み出す発想力が弱いって事で、それを改善する目的もあったはずやけど…
発想力とか高くなったんやろか?
こういうのを知る統計データってのがないから分からんのやけど、これも変ってないとしたら…
ほんま、「ゆとり教育」って何やったんやろな。
ちゅうか、何かを発想するにしても、基礎的な知識、学力がないと成立せんわけで、これがなけりゃただの妄想の類で終わってしまう。
小説とかを書かすなら、それでもええけど、新しい製品とか、新しい技術とかは、そういう訳にいかんからな。
なので、発想力を伸ばすにしても、基礎学力ってのは重要なわけで、基礎学力を伸ばすには、詰め込みっていうか、反復練習しか方法がない。
何でここを全否定して、ゆとり教育に走ったんか、ほんま訳が分からんわ。
今の大学生周辺の世代は、完全に犠牲者ですな。
何にしても、これで「脱ゆとり」の効果は表れてきたんで、これはこれで継続するとして、もっと子供の好奇心を煽って、自分から知りたい、学びたいと思わせる教育をしてあげて欲しいもんですな。
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