◆ 「移民で1億人維持」議論へ
移民の検討ねぇ。
外国からの移民を毎年20万人受け入れ、出生率も回復すれば100年後も人口は1億人超を保つことができる――。こんな試算を内閣府が24日示した。何もしなければ、2110年には4286万人に減る。移民が、働き手の減少や社会保障の負担増に直面する日本を救うのか。政府は議論を本格化させる。
あのぉ、世界中で移民とのトラブルがニュースになってるのって聞いてないか?
個人的には、単純労働者やなくて、富裕層に限れば移民の受け入れもかまわんと思ってるけど…
カナダ「投資家移民」廃止 中国富裕層に衝撃
こういうニュースもあるし、富裕層だろうが単純労働者だろうが、やっぱり移民の受け入れは問題やねん。
カナダの国土は日本の27倍やのに、人口は3500万人。
それで、これやねんで。
だいたい、「出生地主義」で国籍を与える、移民の受け入れに寛大なカナダですらこれやのに、「血統主義」で国籍を与える日本人にゃ「移民」にはアレルギーがある。
働き手の減少、社会保障の維持って事を考えりゃ、「生産人口」の維持ってのは重要やけど、そもそもこの国は「1億人」を維持できるだけの国やないやろ。
明治入って、「産めよ増やせよ」って増やしたはええけど、日露戦争で賠償金を貰えんかったのもあって、日本で食えんようになって、国をあげて移民を推進したがな。
日系アメリカ人とか日系ブラジル人はその末裔。
その時の人口が4000万人。
その後も増え続ける人間を食わせる為に満州を求めたんやろ?
「人口減少」やなくて、「適正人口」に向かってるねん。
確かに国際競争力って事を考えれば人口は重要な要素やし、「国力」って事を考えれば多いに越した事はない。
けど、もう、日本の国力が世界で何位って考え方から卒業するべきとちゃうか?
1人当たりのGDPで見れば、世界一はルクセンブルク。
人口は100万人やのに、1人当たりのGDPは日本の倍以上ある。
人口100万人の国と単純に比べられへんけど、「このままじゃ人口4000万人なるから大変だぁ」って言うんやなくて、「国際競争力」とか「国力」ってとこを見んと、1人1人がどれだけ稼げるかってとこにシフトするべき。
「少子化対策」なんかも結構なんやけど、人口減少してもやっていけるように「政策」を転換するべきやねん。
人口が多けりゃ、数字のごまかしもできるし、ただ単に官僚が楽なだけやん。
少ないからこそ知恵を絞るんやろ。
その東大出の立派なオツムは、そういう事の為に使って欲しいもんですな。
何にしても、移民を受け入れて、無理矢理「国力」を維持したところで、日本の社会が崩壊したら何の意味もない。
安倍政権が移民受け入れを積極的に検討するのなら、ぶんぐ瓦版は反安倍に回ります。
今までは、多少違うと思っても、「アベちゃんが言うなら…」って事で支持してきたけど、これは絶対に譲れん領域なんで、これをやるなら支持はできません。
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