◆ 准保育士 制度導入に反対の声
これも、何度も書いてる官僚お得意の「数合わせ」の話で、勉強できる人がいかに頭が悪いかって事の象徴的な話ですな。
官僚も含めて、勉強のできるお利口さんを集めて、待機児童を解消するにはどうしたらええか話し合ったら…
全国の保育所入所待機児童数は、昨年10月1日時点で4万4118人。待機児童が解消しない理由の一つに保育士不足がある。同会議では先月、子育て経験のある女性を保育現場で活用して待機児童解消を目指そうと、委員から民間認証の准保育士資格創設が提案された。
『「准保育士」をつくったらいいじゃない』と。
まるで、「パンがないならお菓子を食べればいいじゃない」って話ですな。
何で、勉強ができて、「お利口さん」に分類されてるのに、こんな発想になるんやろな。
ほんま、不思議ですわ。
それに引き替え「保育園を考える親の会」は…
「子どもの安全のためにも准保育士導入でなく、処遇改善など保育士が働き続けられる環境整備を求めたい」
全く以てその通りですな。
その辺の働くお母さん、お父さんの方が「お利口さん」やがな。
保育士が足らんからって、准保育士をつくっても何の解決にもならんっちゅうの。
むしろ、その下位互換の資格をつくる事で、そっちに引きずられて、保育士の待遇がますます悪くなる。
まず、考えるべきは「何故、保育士のなり手が少ないのか?」ってとこやのに、そこを無視して、准保育士をつくるっちゅう発想が理解に苦しむ。
ちゅうか、「准看護師」ですら廃止の方向やのに、時代を逆行するっちゅうか何っちゅうか…
勉強ができるオツムを持ってるのに、何でこうもアホなんですか?
まぁ、子供の為に予算を割きたくないって事の表れなんかもな。
介護士の待遇改善は検討できても、保育士の待遇改善は考えられへん。
こういう意識が根付いてる限り、待機児童の問題も、少子化の問題も解決せんやろな。
とにかく、日本は、子供の為に使うカネが少なすぎる。
「社会保障」ってのは、年寄りの為だけにあるんやないんやで。
子供には、選挙権がないから、今すぐやらんでも自分の政治家人生に影響がないと思ってるんやろうけど、子供は日本の未来をつくる存在。
10年先、20年先を考えるなら、年寄りよりもむしろ子供の方を大事にせなあかん。
年寄りも、自分の医療、年金、介護の事ばっかり言わんと、孫やひ孫の世代の事もちょっとは考えて欲しいもんですな。
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認可保育園はこんな所―待機児童問題解消への提言
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