◆ 日本人の「畳離れ」顕著に


フローリングが増えたとはいえ…

マンションで畳を運んでいたとき、その場にいた女子中学生がイグサの香りに「臭い」と言ったのだ。

い草の香りを日本人が「臭い」って言うようになったか。

い草の香りにゃ、リラックス効果があるのが科学的に証明されてるのになぁ。

嗅いだ事がなけりゃ、臭く感じるんやな。

それにしても、「畳離れ」はもったいない気がする。

まぁ、今やい草のほとんどが中国産とはいえ…

「畳」の記述は古事記にさかのぼり、当時は敷物を重ねたものと推測されるという。現在の畳に似た構造になったのは平安時代といい、鎌倉から室町時代にかけ部屋に敷き詰めるようになった。茶道や数寄屋造の普及に伴って広がり、江戸時代に庶民の家にも敷かれるようになったらしい。

古事記からの日本の伝統やし、エアコンがあるとはいえ、湿気をコントロールするわ、断熱効果はあるわって、日本の気候にゃ、畳は必需品やのになぁ。

しかも、除菌・消臭効果に空気清浄効果もあるし、そもそも「薬草」やから食える(笑)

畳を食わんでもええけど、便秘解消にもええらしいから、ダイエットにも最適やのになぁ。

これも「時代」ってやつか。

フローリングと比べて、メンテナンスが大変っちゅうのも「畳離れ」の原因なんかもな。

何にしても、このまま消えていくには惜しい文化なんで、是非とも畳業界の人には頑張って欲しいもんです。

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i:gusa[いぐさ] い草はいい草


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