◆ 出生前診断誤報告で賠償命令
妥当な判決なんやけど…
鈴木尚久裁判長は判決理由で「結果を正確に告知していれば、中絶を選択するか、中絶しないことを選択した場合には心の準備や養育環境の準備もできたはず。誤報告により機会を奪われた」と指摘した。
判決によると、母親は胎児の染色体異常を調べる羊水検査を受け、ダウン症であることを示す結果が出た。しかし医院の院長は11年5月、母親に「陰性」と誤って伝え、生まれた男児はダウン症と診断され3カ月半後に合併症で死亡した。
ダウン症やったら中絶する為に検査を受けとんのに、それを間違えられたら身も蓋もない。
ただ…
判決を受け両親は「ミスの重大性や、生まれた子供の命を否定しなければいけなかった親の心情を深くくみ取ってくれた。この裁判がきっかけとなり、患者や家族に寄り添う医療につながっていくことを願っている」とのコメントを出した。
こういう綺麗事は言わん方がええと思うで。
「子供の命を否定しなければいけなかった」とか「子供が死の苦痛を味わった」って言うとるけど、事前にダウン症って事になってたら中絶しとるんやから、どっちにしても殺す事には変わりない。
検査結果を間違えた事を訴えるのは分かるんやけど、それと子供の死を絡めるのはどうかと思う。
検査結果の間違いと子供の死は関係ないやん。
まぁ、その方が「賠償額」が上がるんやろうけど…
こういう事で、こういうカネ目当ての訴訟はやめた方がええわ。
それでなくても「倫理的」に問題あるっちゅうて、出生前診断は、まだ議論になってるとこやのに、こういう訴訟をやられると、病院側が診断するのを躊躇する。
高齢出産が増えてきて、こういう事も切実なんやから、こんな訴訟で、出生前診断の芽をつまれたら困る。
なので、訴えるにしても、ミスだけを責めるようにして欲しいもんですな。
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