◆ 見直しか 求刑の1.5倍判決
見直すんやったら、裁判員裁判をやめる事やな。
そもそも、求刑の8割っちゅう今までの判決が庶民感情とマッチしとらんから、「司法にも庶民感情を」って事で裁判員裁判が導入されたわけやん。
それで、庶民感情が厳しすぎるっちゅうて、元に戻すんやったら裁判員いらんやん。
だいたい…
上告審で弁護側は無罪を主張した上で、同種の傷害致死事件で過去に言い渡された量刑は懲役2〜12年の幅で、最多は同6年だったと指摘。同15年は「量刑の均衡を甚だしく欠いた重い判決」としている。
我が子とはいえ、虐待に次ぐ虐待で殺しといて、「6年はないんちゃう?」ってのが「厳罰化」に表れとるわけで、元々の感覚がおかしいって裁判員は指摘しとるんやん。
だから、求刑よりも重い懲役を出してる。
わざわざ貴重な時間をつかって、見たくもない幼児の写真を見て、判決を下しとるのに、それを覆すんやったら、何の為の裁判員裁判か分からん。
裁判員の判断は最大限尊重されるべきやねん。
できんのなら、それは制度自体が欠陥なんやから、今すぐやめるべき。
最高裁が基準をつくって、「それに従え」ってやるんやったら、裁判員裁判をやる意味ないねん。
裁判官とは違う視点で裁いとるんやから。
この件は、裁判員の判断に従うか、従えんのなら、裁判員裁判をやめるか、この二択しかない。
まぁ、そうなると、「三審制」って何の為にあんのから分からんようになるけど、裁判に素人を混ぜるって事はそういう事やねん。
だから、個人的には、裁判員制度にゃ反対やねん。
それか、アメリカみたいに有罪・無罪の判断だけを裁判員にやらせて、量刑の判断は裁判官にやらすように変えるかやな。
何にしても、個人的には裁判員制度自体に反対なんで、量刑の基準をどうこうとするとか、小手先の話やなくて、裁判員制度自体の欠陥を上げて、国会に突き返すぐらいの事をやって欲しいもんです。
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