◆ 小樽ひき逃げ 危険運転見送り
7/15の瓦版で…
◆ 女性4人死傷ひき逃げ 男逮捕
「自動車運転処罰法」やなくて「殺人」で裁くべきって書いたんやけど…
同地検は「アルコールの影響で正常な運転が困難だったとまでは立証できない」として、量刑の重い危険運転致死傷罪の適用は見送った。
「殺人」どころか「危険運転」にもなりませんよっと。
って事は、懲役5年以上9年以下にしかならんので、人を3人も殺しといて、MAXでも10年入れてられんわけで、ｵｲﾗは、「何でこれで死刑を求刑できんの？」って書いてたのに、そんなどころの話やなかったな。
ほんま、車で人を殺すと罰が軽いわ。
ちゅうか、これじゃ、完全に「逃げ得」なわけで、これからも事故ったら逃げるﾔﾂが相次ぐ。
何度も書いとるけど、車の事故でも交通法規で裁くんやなくて、「未必の故意」の範囲を広げて、一般の刑法を適用したらええねん。
いくら、「業務上」の行為とはいえ、人が死ぬって事はそれなりに原因があるんやし、これの場合は、飲酒に脇見にｽﾋﾟｰﾄﾞの出し過ぎと、人が死ぬ要素がてんこ盛り。
さらに、ひき逃げまで加わってるのに、軽くする意味が分からん。
どっからどう見ても、「未必の故意」の「殺人」やねん。
「危険運転」とやらも適用せんのなら、法律自体意味ないがな。
訳の分からんﾊｰﾄﾞﾙ設けんと、とりえあえず人が死んだら「危険運転」にして、罰則に幅を持たせときゃええねん。
何が「立証できない」やねん。
何にしても、こんな有名無実化しとる法律は、今すぐ改正せんと、これからも逃げ得を増やすだけで、助かるかもしれん命を奪う事につながる。
車業界からの圧力もあるんやろうけど、車は包丁と同じで凶器やねん。
「危険運転」なんっちゅう甘ちょろい事言うとらんと、「殺人」でも裁けるように法改正して欲しいもんですな。
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「逃げ得」を許さない交通事件捜査〔第2版〕─新しい角度からのアプローチ
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