◆ お腹に子 不明夫婦の奇跡祈る


死者が40人、行方不明者が47人になってるんで、新婚夫婦やからどうこうって事もないんやけど…

流失したアパートは2階建てで、4月にできたばかりの新築物件だったという。1階には昨年10月に結婚したばかりのマッサージ師、湯浅康弘さん(29)と妻のみなみさん(28)が住んでいた。みなみさんは待望の男の子を妊娠中。11月中旬に出産予定だった。

11月に出産予定とか言われると、胸が痛いな。

それにしても、映像観る度に「ここは家建てたらあかんやろ」って思うようなとこやのに、新築物件ってなぁ。

まぁ、何とか台とか、何とか丘とかってのは高級住宅街になるとこやし、元々国土の25%しか平地がないから家を建てるにゃ山を切り開くしかないんやろうけど、こんなとこまで家を建てなあかんもんなんやろか?

特に広島は日本一土砂災害の危険性が高い県やのに、何で行政がこういうとこの規制をしとらんのやろな。

日本一土砂災害の危険性が高いって事は、裏を返せば日本一そういうとこに宅地の許可を出してるって事。

ちゅうか、そういう「数字」があるって事は、危険性は認識されとるわけで、危ないのを知ってて放置してるって事になる。

要するに「人災」って事ですな。

まぁ、「危険性」を伝えてるなら、それは「自己責任」なんやけど、建てる時の基準に「耐震」ってもんもあるわけで、耐震があるなら、土砂崩れに対応する基準ってもんもあってええがな。

土砂崩れが来ても被害が少なくする建造物にするとか、土砂崩れの危険性が高いとこには建てさせんとか、そういうのは必要やろ。

ちゅうか、温暖化がどうのこうの、ゲリラ豪雨がどうのこうのって言うくせに、こういうとこは無頓着で、「自己責任」ってのもおかしな話ですな。

アベちゃんがゴルフに行ってたとか、特別警報が出てない、避難勧告が出てないってヤイヤイ言う前に、「そもそも、そんなとこに家を建てさせてええんか?」って事が何で議論の対象にならん?

山間部の道路なんかはしょっちゅう崩落してるように、山ってのは本来崩れるもんやねん。

長年崩れんで、それが当たり前になって、そういう事を見ようとせんけど、川は溢れたり流れを変えたりするし、山は崩れる。

「自然」ってのは、変化するもんやねん。

とにかく、日本人は毒餃子なんかでもすぐに忘れて、また中国産の輸入を増やすような忘れやすい民族なんで、この事をしっかり胸に刻んで、今すぐそういう「規制」を強化する事やな。

それと、家を買う側も、「山は崩れる」って事をしっかり認識する事。

日本は、毎年1000件程度の土砂災害が起きてる国って事を知っとかな。

何にしても、前回の瓦版でも触れたけど、日本の平地は国土の25%しかない。

この国土で1億2千万人が暮らすにゃ、山間部も利用せなあかんのやろうけど、家を建てるなら建てるで、国は、そこをしっかり考えなあかん。

国の最大の使命は、国民の生命財産を守る事なんやから。

政治家は、こういう辛い話をしっかり胸に刻んで、ちゃんと仕事をして欲しいもんですな。

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