◆ 寄生虫でアトピー性皮膚炎改善
「アレルギー」ってのは、免役システムの暴走やから、ちゃんと「敵」をつくってやりゃ、そりゃ正常になるわな。
アトピー性皮膚炎の原因として、皮膚のバリア機能異常やストレスの関与などさまざまな原因が推測されているが、不明な点が多い。一方、アトピー性皮膚炎の発症は先進国で多く、発展途上国で少ないことがわかっており、この違いについては寄生虫感染がその原因の1つと考えられている。
今回の研究では、湿疹を発症するマウスに寄生虫(マラリア)を感染させ、経過を観察したところ、マラリアの感染症状が進むにつれ、アトピー性皮膚炎の症状が改善されたことが確認された。
前々回の瓦版でも取り上げた「他人の握ったおにぎりは嫌」って話もここに結びついてくるんやけど、こういう過剰な「清潔好き」がアレルギーを蔓延させてる原因やねんな。
花粉症しかり、化学物質過敏症しかり、アトピーしかり。
牧場で牛の糞にまみれた生活してたら花粉症が治ったってのもよく聞くし、農家はアレルギーが少ないってのもよく聞く話。
ようは、もうちょっと汚れろって事なんですな。
ただなぁ、寄生虫を飼うってのは、ちょっと…(笑)
まぁ、「寄生虫ダイエット」なんてのもあるし、こういう事が周知の事実になったら、そのうち、「自分にあった寄生虫を飼う」なんて事も流行ったりするんかもな。
昔は、栄養状態が悪かったんで、寄生虫なんかおったら、それこそ命の危険にもつながったけど、今は栄養豊富やからねぇ。
寄生虫にちょっとぐらい食ってもらった方が逆に健康になるかもな(笑)
何にしても、そのうち「アレルギーでいますか?それとも寄生虫飼いますか?」っちゅう「究極の選択」を迫られる時代が来るかもしれんって事ですな(笑)
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