◆ 障害の娘殺害 介護の母に無罪
知的障害者にどれだけの「自我」があんのか知らんけど、これなら生まんといて欲しかったかもな。
難病で知的障害のある長女(当時29歳)を殺害したとして、殺人罪に問われた母親(58)(大阪府吹田市)の裁判員裁判判決で、大阪地裁は3日、無罪(求刑・懲役4年)を言い渡した。
「求刑4年」って事で、この時点でだいぶ「情状酌量」されてるのが分かるんやけど、それを越えて「無罪」はどうかと思うな。
障害者を育てるって事がそれだけ「過酷」って事が裁判員に伝わったから、こういう判決が出たんやろうけど、これがまかり通ると、「過酷なら殺しても良い」って事が「共通認識」になる。
気持ちは分かるし、オイラが裁判員でも「無罪」って言いたいとこやけど、日本は「安楽死」が認めらとらん国なわけで、現状でこれを「無罪」にすると色々とおかしくなる。
求刑が懲役4年やから、判決で執行猶予もつけられるわけで、「無罪」やなくて「執行猶予」にするべきやとちゃうかな。
一応、これは「罪」って事にしとかんと、老老介護だの何だの「介護殺人」ってのがとんでもなく増える事になる。
そうなったら、社会はどうなるんやろな。
ここは、心を鬼にして、これは「罪」って事にしといて、「こんな可哀想な犯罪を犯さんでもええように安楽死を認めましょう」って流れにした方が、個人的にはええと思うんやけどなぁ。
まぁ、「無罪」にしたい気持ちも分かるし、自分が同じ立場でも、殺さんにしても、「死んでくれ…」とは思うやろうから、この判決自体には賛同する面の方が多いんで、勢いよく否定もできんのやけど、「悪法も法なり」って言葉もあるようにルールはルール。
色々と難しい問題やけど、法改正して、「安楽死」を認めて、場合によっては人を殺しても良い、もしくは自ら死を選択しても良いって方向にして欲しいもんですな。
今すぐは無理なら、せめて国会で議論ぐらいはして欲しいもんです。
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