◆ 知らぬ男からアメ 女児倒れる
「知らない人にはついて行かない」って教えても、「知らない人から物は貰わない」とは教えとらんやろうからなぁ。
福生署によると、7月29日夕、女児が瑞穂町箱根ケ崎西松原の町立松原西公園で一人で遊んでいたところ、男から「あめをあげる。これおいしいよ」と声をかけられた。女児が男から渡されたあめのようなものと飲み物を口にしたところ、気分が悪くなり、近くの路上で倒れた。女児は同日午後7時20分ごろ通行人に発見され、病院に搬送された。
男が飴やと妙やけど、おばちゃんなんかやといつも飴持ち歩いとるから、「はい、飴ちゃん」っちゅうて誰にでもすぐやるからねぇ。
「知らない人でも挨拶しましょう」って教えとるんやから、挨拶したら「えらいねぇ。はい、飴ちゃん」ってのも自然な流れやからなぁ。
こういうのを拒絶すると角が立つし、「飴を貰う」ってのは「コミュニケーション」の延長上にあるわけやから、何でもかんでも拒否するように教えとくと、それも色々と問題になりそうやし…
「コミュニケーション能力の欠如」ってのも話題になってるし、何でもかんでも他人との関わりを否定すると、それこそ「コミュニケーション能力」ってもんが育たんようになるしなぁ。
何かと難しい問題ですな。
やっぱり、地域で監視するしかないんやろな。
それにしても、7月29日の事件やのに何で今頃発表しとるんやろね。
女児が同署に説明した話では、男は20〜30歳ぐらいのやせ形で、黒いジャケット姿だった。同町では8月2日にも、小学校高学年の男児が見知らぬ男から「あめをあげる」と声を掛けられる事案があり、同署で関連を調べている。
8月2日にも同様の事件が起きてるやん。
こういうのは、すぐに報道して注意喚起しとかなあかんやろ。
分かっとらんだけで、他にも被害にあったか、被害にあいそうになった子供もおるかもしれんわけで、「こういう事がある」って知ってりゃ、子供にそう教える事もできるがな。
「最初からそう躾けとけ」って話もあるけど、さっきも書いたように、コミュニケーションの延長上にあるから、それもなかなか難しいし、拒否させて、逆ギレして、最悪のケースになるってパターンもあるからなぁ。
貰ったふりして、見えんようになってから捨てるっちゅう高等な技を小学3年生レベルで身につけさすのも難しいやろ。
こういう事が起きるのは、確率的には少ないんやし、何かが起きたらすぐに注意喚起して、そこで対策できるようにしとかな。
こういう事件があると、危険度が増すけど、「知らない人には関わるな」って教えるより、「知らない人でも挨拶」の方が個人的には良いと思うんで、子供に防御させるよりも、大人が、地域が、子供を守るってのを基本にするべきやと思うな。
まぁ、「物騒な時代」に見えるんで、ある程度、子供にも「自分の身は自分で守る」ってのを教えといた方がええかもしれんけど…
ほんま、難しい問題ですな。
こういう事で悩まんでもええように、子供とか、盲導犬の件でもそうやけど、動物とかに対する犯罪は、厳しく罰するようにして欲しいもんですな。
とにかく、1日も早く犯人を逮捕して下さい。
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