◆ 4-6月期GDP 年7.1%減に修正
GDP速報値ってのは、修正されるのが常なんやけど…
内閣府が８日発表した４〜６月期国内総生産（ＧＤＰ、季節調整済み）の改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比１．８％減、年率換算で７．１％減となり、８月発表の速報値（前期比１．７％減、年率６．８％減）から下方修正された。企業の設備投資が５．１％減と速報値（２．５％減）から悪化したのが主因。実質成長率は２四半期ぶりのマイナス成長で、下落幅はリーマン・ショック後の２００９年１〜３月期（年率１５．０％減）以来の大きさとなった。
前回発表の「6.8%減」からの修正ってのは、色々と憶測が飛びますな。
何ちゅうても、東日本大震災の時のGDPの落ち込みが「6.9%」やったからねぇ。
「東日本大震災の時より、落ち込み幅が大きいとなると、色々と面倒やから下駄履かしてました」って言われてもしゃあないで(笑)
まぁ、これからは、こういう「ごまかし」だけやなくて、補正予算の効果もでてくるから、表面上数字はよくなるやろうけど、それもこれも8月18日の瓦版で取り上げた…
◆ 谷垣氏 消費税予定通り10%に
「ｱﾍﾞﾉﾐｸｽ失敗」って言われるのも嫌やし、消費税増税は規定路線やし、あの手この手で「数字」は良くするやろな(笑)
ただ…
ＧＤＰの約６割を占める個人消費の力強い回復は見通せておらず、市場では「７〜９月期のプラス幅はそれほど大きくない」（ＳＭＢＣ日興証券の牧野潤一チーフエコノミスト）との声が出ている。
個人消費が回復しとらんって事は、庶民の所得が上がっとらんって事の裏返しなわけで、そんな状況で消費税を10%にしたらどうなるんやろね。
8%に上げる時にも書いたえど、消費税を増税するでええけど、何でちょっと待てんのかね。
景気が完全に回復してからでええがな。
せっかく上向いたのに、これじゃ台無しやで。
実際、こうやって消費税を上げて東日本大震災の時よりも落ち込んでるやん。
無理矢理数字を良くして、何がなんでも上げるって姿勢はどうにかならんのかね。
消費税の増税にゃ「景気条項」ってもんもついてて、延期もできるようにしとるのに、何で最初に決めた通り上げようとするねん。
ほんま意味分からんわ。
ちゅうか、補正予算を5兆円も突っ込んで、無理矢理上げたら、副作用の方が恐いと思うねんけど…
何にしても、これからあの手この手で、「数字」を上げようとしてくるんで、「数字」の中身を注視しましょうって事で。
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日本を滅ぼす消費税増税
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