◆ 校庭の仮設住宅 撤去まだ0.6%


オリンピックにうかれて東京に土方を集める余裕があるなら、こっちに回しゃええのに。

東日本大震災で岩手、宮城両県の小中高校計61校の校庭に建てられた仮設住宅計4224戸のうち、解体が済んだのは岩手県の小中学校2校の一部、計28戸(0.6%)にとどまっていることが両県への取材で分かった。11日で震災から3年半がたつが、災害公営住宅の建設の遅れなどから手つかずとなっている現状が浮き彫りとなった。被災地の子どもの運動能力の低下に影響を与えているとみられる調査結果も明らかになった。

まぁ、建てる場所の問題もあるんやろうけど、もうあれから3年経ってるんやで。

何とかせいよ。

こうした現状は、子どもの運動能力にも影響を与えているとみられる。岩手県教委のまとめでは、沿岸部を中心とした9市町村の小学5、6年生を対象にした体力・運動能力調査で▽50メートル走▽立ち幅跳び▽ソフトボール投げ−−など8種目の結果を「A」〜「E」の5段階で評価したところ、「D」「E」と低く判定された児童の割合が、震災前(10年)は21%(3114人中652人)だったのが、13年は26%(3273人中852人)に増えた。文部科学省の調査では「D」「E」の全国平均は10年が20%、データが最新の12年は21.6%だった。

調査は文科省の基準に従い、例えば6年男児の50メートル走なら8秒以内を10点、13.1秒より遅ければ1点など、各種目10点満点、計80点満点とし、54〜46点は「D」、45点以下は「E」判定となる。

岩手県沿岸部の児童の運動能力の向上に取り組む筑波大の征矢英昭教授(運動生化学)は「狭い校庭で運動スペースが制限されたり、離れた学校までスクールバスで通うようになった子どもが歩かなくなったりしており、被災地の運動環境の悪化が影響している」と指摘する。


こういう問題も起きてるんやし、のんびりやってええ話ちゃうがな。

オリンピックなんかよりも、こっちの方が重要やと思うんやけど…

ほんま、この国の政治家、官僚ってのは、「優先順位」ってもんが分かっとらんな。

まぁ、あいつらにしたら、オリンピックの方が優先順位が上なんやろうけど…

ようするに、この国の政治家、官僚ってのは、被災地の復興よりもオリンピックの方が重要って事なんですな。

ほんま、口だけは「復興、復興」って言うくせに、これなんやからなぁ。

何で、「復興」が進んでないんか、国民ももっと注視するべきですな。

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被災地復興で本当にあった忘れてはいけない話


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