◆ 猶予中の知的障害者 再び猶予
何を言うとんのかさっぱり理解できん。
執行猶予中の再犯となる列車往来危険罪に問われた大阪府内の男性(35)に対し、大阪地裁(坪井祐子裁判長)が7月末、再び執行猶予を付ける異例の判決を言い渡したことが分かった。男性に知的障害などがあることが公判で判明し、地裁は「福祉の支援などで更生が期待できる」と判断した。実刑を求めていた検察側も控訴せず、判決は確定した。
善悪の区別がつかん知的障害者って事が分かっとるのに、「更正が期待できる」って何を根拠に言うとんのやろな。
「更正が期待できる」なら、刑務所で更正させりゃええがな。
こうした累犯障害者は出所後に福祉の支援を受けられず、犯罪を繰り返してしまう場合が多いとされる。また、刑務所に収容するよりも福祉施設などで訓練を受ける方が更生に結びつきやすいとの指摘もある。
そうなんかねぇ。
オイラが知ってる数字やと、知的障害者の再犯率は5割超えてるんやけど、この「更正に結びつきやすい」って数字はどこに行きゃ見れるんや?
しかも、残りの5割も「更正」したんやなくて、死んだとかホームレスになったってのがほとんどって話なんやけどねぇ。
ちゅうか、健常者でも生き難い時代やのに、重度の知的障害者ならそれなりにサポートがあっても、こんな家族も気づかんような軽度の知的障害なら、尚更生きて行くのが難しいんとちゃうか?
そんな中で「更正」なんかできるんやろか?
ちゅうて、刑務所に入れりゃ更正するかって言われると、それも疑問やけど…
罰したところで善悪の区別がつかんのやらから、何をやっても無駄やしな。
ちゅうて…
判決によると、男性は昨年、大阪市内の線路上に約3メートルの棒を置いた。通過した電車が接触したが、けが人はなかった。
今回みたいな一歩間違えば死人が出てたかも分からん事件でお咎めなしってのもなぁ。
「キ●ガイ無罪」絶対反対なんで、見出しを見て脊髄反射的に叩こうと思ったんやけど、色々考えると何がええか分からんようになってきたわ。
刑務所に入れても、こういう知的障害者の受け入れ体制ってのは整ってないから、入れるとそれなりにコストもかかるようになるし…
そう考えると、判決のように「福祉」に頼る方がええんかもしれんし…
個人的には、「犬猫と同じ扱いにしろ」って言いたいとこなんやけど、公的な立場の人間がそういう事も言えんしなぁ。
綺麗事を言うなら、「福祉の充実」って事になるんやろうけど、日本の財政にそんな余裕はないしなぁ。
何とも難しい問題ですな。
ただ、被害者にしてみりゃ、相手に知的障害があろうがなかろうが関係ないわけで、知的障害者を罰する事ができんのなら、飼い犬が噛みついた時に飼い主を罰する事ができるように、知的障害者にもそれなりの管理責任者ってもんをつけて、その人を罰するようにはして欲しいもんです。
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