◆ 大阪観光局長 自腹補填で賛否


「自主的」やなくて、「制度」としてこうするべきですな。

大阪府・市と経済界で出資した大阪観光局が、今春開催した国際音楽イベントで約9400万円の赤字を出した責任を取り、実行委員長を務めた加納国雄局長が約2700万円を借金し“自腹補填(ほてん)”した問題が波紋を呼んでいる。「税金に手をつけられない」というのがその理由で、橋下徹大阪市長は「すごい責任の取り方だ」と評価するが、市議会からは「自己負担したからといって責任を取ったことにはならない」と批判する声も上がっている。

税金の無駄遣いをしても何の責任も取らせんから、無駄遣いが減らんわけで、こういう風に「失政」に対して自腹を切らせるようにすりゃ、無駄遣いも減るし、「税金の使い方」ってのも考えるようになる。

「責任を取る」っちゅうても単に辞めさすだけで、辞めさせても「天下り」ってもんがあるわけで、本人にしてみりゃ大してダメージもない。

まぁ、局長だけが責任を取るってのは、どうかと思うんで、この予算を承認した議会(政治家)も分担して払うべきですな。

ちゅうか、国会も含めて、全国でこうするべきですわ。

アホみたいに税金使って借金増やしても、政治家も役人も「責任」を取らんと、「増税」って形で国民にケツを拭かせてる、この状況がおかしいねん。

こういうのを「制度」として導入しときゃ、無駄な箱物をつくろうと思わんし、議会のチェックも厳しくなる。

「無駄」って判定されたら、自腹を切らなあかんねんからな。

「借金すんな」とは言わんけど、誰も責任を取らんでええから、予算のチェックも甘いし、必要のないもん、優先順位の低いもんまですぐにつくろうとするし、計画を立てたら取りやめる事ができん。

政治家も含めて、公務員ってのは完全に身分が保障されとるんやから、こういう責任の取り方を導入せんと、どうにもならんと思う。

こういう事をするまでもなく、ちゃんと仕事してりゃ、こういう事も議論せんでええんやけどな。

何にしても、官僚が無駄遣いを考えて、政治家がそれを承認しとるんやから、それなりに「痛い思い」をするようにして欲しいもんです。


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切腹: 日本人の責任の取り方


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