◆ 盲導犬 刺傷でなく皮膚病か
あれだけ大騒ぎして、「皮膚病でしたよ」って言われてもなぁ。
東京都渋谷区にある、どうぶつ病院ルルの塩谷朋子院長だ。彼女によると、オスカーは「ただの『皮膚病』だった可能性がある」というのだ。
「獣医師の間ではそういう意見が少なくありません。写真の傷跡は、大型犬が夏にかかる『膿皮症』によく似ています。数日前から腫瘍ができていて、膿が溜まって、それが破裂した傷跡だと考えても、不自然ではありません。その傷跡がフォークで刺されたように見えたのではないでしょうか」
写真を見て分かるなら、診察した獣医は何で分からんかったん?
「最初から私は『フォークで刺された』と断定はしていませんよ。皮膚病の可能性も十分あると思っていました。ただオスカーをうちに連れてきた飼い主の友人の話によると、飼い主は『オスカーが耳を掻くのも分かる』と言うほど、行動を把握しているという。そして、その飼い主が『出血の数日前に皮膚に異常はなかった』と言っていると聞いたので、刺された可能性も否定できないと答えたんです。
私の診断が発端で、これほどの騒ぎになってしまい、戸惑っているのも事実です」
あら、そうなんや。
で、このきっかけが例によって例の如く、お決まりの…
「オスカー事件」がここまで広く拡散したキッカケは、飼い主の職場の同僚の家族が、義憤に駆られて送った朝日新聞への一通の投書だった。
朝日新聞と(笑)
ナントカ慰安婦といい、ほんまこういう事をやらかすと日本一ですな。
始まりはいつも朝日新聞と(笑)
一応、「ジャーナリズム宣言」とやらをしとるんやから、そろそろ「裏を取る」って事を覚えましょうね。
で、これをTVが取り上げて、更に騒ぎを大きくしたわけな。
連日「お涙ちょうだい」とばかりに煽りまくったワイドショーに対して、元日本テレビ解説委員で法政大学社会学部教授の水島宏明氏が苦言を呈する。
「最近では佐村河内守氏の嘘に振りまわされてしまったことが象徴的でしたが、メディアの中でも特にテレビは、泣ける話や同情を誘う話題に弱い。真偽の確認より、『話が盛り上がる』方向にばかり進んでしまう。あまりにも短絡的です」
ほんま、これ。
オイラも乗っかってもうたがな(汗)
ちゅうか、あれだけ煽って、何で結末は流さんねん。
◆ 盲導犬刺される 癒えぬ心の傷
◆ 盲導犬刺傷 沿線駅で不審な男
2回も続けて取り上げるほど、気になってたっちゅうの。
ちゅうか、「刺されても鳴かんって、ほんますごいわ」とか感動したのに、それも全部なかったわけか。
まぁ、いくら盲導犬っちゅうても、犬やもんなぁ。
一部では「盲導犬は何をされても吠えないよう訓練されている」という情報も流れたが、盲導犬協会関係者によると「盲導犬は痛みに耐えるような訓練は受けていない」と言う。
いくら飼い主に忠実な盲導犬とはいえ、自らの身に危険が迫った時には、防衛本能が働くだろう。声すらあげないというのは「フォークで強く刺された」という犯行様態と矛盾する。
やっぱり、そうやわな。
ほんま、こういう義憤に駆られる話とか、御涙頂戴の話とか、庶民が脊髄反射する話を「捏造」するのは、やめて欲しいもんですな。
ここから騒ぎが大きくなって、盲人差別の話にまで行っとったし、こういうのは、オイラも含めて誰もが飛びつく話なんで、話が大きくなりやすいねん。
ナントカ慰安婦も南京ナントカもそうやん。
ほんま、朝日発のこういう話はいい加減にして欲しいもんですな。
何にしても、「犯人」がおらんで良かったです。
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誤報と虚報―“幻の特ダネ”はなぜ?
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