◆ GDP年1.6%減 景気低迷鮮明に


こぞって「アベノミクス失敗」って言うとるけど、グラフを見りゃ一目瞭然で、明らかに消費税増税が原因。

某民主党の幹事長もヤイヤイ言うとったけど、消費税増税は三党合意しとるし、消費税増税を決めたのは民主党政権やし、4月に8%引き上げを決定したのも民主党政権。

「アベノミクス失敗」ってよう言えたな(笑)

問題なのは、消費税増税に加えてアベノミクスの効果で円安が進んで、原材料費が上がって、更に物価が上がった事。

まぁ、「選挙戦術」として「アベノミクス失敗」って言いたいのは分からんでもないけど、ここで言うべきは追加の経済対策はどうなっとんのやって話やろ。

20年以上も苦しめられたデフレからようやく抜け出せそうやのに、ここでアベノミクスをやめられたらまた逆戻りやん。

「アベノミクス失敗」なんやなくて、消費税を増税したから効果が落ちとるねん。

その消費税増税とアベノミクスの副作用が合わさって、「雇用者報酬」が名目ベースじゃ2.6%増と大幅に上昇しとるのに、実質ベースやと0.6%減になってる。

要するに賃金は上がってるんやけど、消費税増税と円安効果での物価上昇がそれをはるかに上回ってるのが問題やねんな。

給料が上がっても、それを上回るスピードで物価が上がりゃ、そりゃ消費が落ち込むのも当たり前。

ここをどうするか考えるのが「政治家」の仕事とちゃうんかね。

ほんま、ろくに仕事もせんと、足の引っ張り合いか、国会で寝るかしかせんヤツらですな。

何ぼ選挙やからって、もうちょっと実のある話をしろっちゅうの。

まぁ、「政治家」やなくて「選挙屋」やから、こうなるのも当然か。

政治家は選挙を落ちりゃただの「無職」なんで、足を引っ張り合いたい気持ちも分かるけど、ほんまに「政治家」なら、何が国民にとって一番良いのか、そこを一番に考えるべき。

ほんま、この国は「選挙屋」しかおらんわ。

そろそろ、ちゃんとした「政治家」が育って欲しいもんです。

何にしても、消費税増税が明らかに景気の足を引っ張ってるんで、ここは「先送り」とか言うとらんと、5%に戻す事も検討して欲しいもんです。

それで景気が回復したら一気に10%にしたらええやん。

1回上げると下げるのを嫌がりよるけど、ここはこういう事も考えるべきやと思うな。


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