◆ 若手産婦人科医 12県で不足


労働環境は悪いのに、訴訟リスクは高いんやから、そら産科医になろうっちゅう人もおらんようになるわな。

日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会は13日、茨城や福島など12県は若手産婦人科医が特に少なく、将来の医師不足につながるとして、緊急に抜本的な対策を取るよう求める緊急提言を発表した。  12県は茨城、福島のほか岩手、埼玉、新潟、岐阜、和歌山、山口、香川、愛媛、熊本、大分の各県。提言は、2013年度までの6年間に新たに産婦人科医になった医師と人口を比較し、若手医師が特に少ないと指摘した。

これからもっと減るやろな。

そもそも、産婦人科に限らず「医療訴訟」ってのは、なるべくせん方がええと思うわ。

「ガーゼを体内に忘れた」とか、そういうとんでもない明らかな医者側のミスが原因で死んどるならありやと思うけど、基本的に「生きて帰ってくる」っちゅう思い込みが訴訟を増やしとるねん。

そりゃ、赤ちゃんにしろ、妊婦にしろ、それ以外の病人にしろ、大事な人が亡くなったら、その怒りや悲しみをどっかにぶつけたい気持ちは分かる。

ただなぁ、やっぱり人は死ぬねんで。

病院に行った以上、「生きて帰ってくる」っちゅう思い込みは捨てた方がええと思う。

特に産科は、病気やないから、「生きて帰ってくる」って思い込みも強くなって、「死ぬのはおかしい」ちゅうて訴訟になる。

それで、その人は満足するんかもしれんけど、結果、こういう事を招く。

産科医だけやなくて外科医も減っとるし…

国がアメリカの要請とはいえ、弁護士を増やそうとしてるのもこういうとこに繋がってくる。

弁護士は裁判すんのが仕事やからねぇ。

クレーマーやら何やら、アヤつけるヤツは増えてるわ、弁護士は増えてるわじゃ、そりゃ訴訟も増えるわな。

で、肝心の命を救ってくれる医者の数が減ってると。

ほんま、この国はどこに行こうとしてるのやら。

何にしても、本来、「話し合い」で済んだもんが、「訴訟」になるからこういう事が起きてるんで、その辺のルール作りをして欲しいもんですな。

ほんま、アメリカみたいな訴訟社会になるのだけは防いで欲しいもんです。


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ある心臓外科医の裁判 医療訴訟の教訓


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