◆ 自殺者減少 金融危機前の水準


「自殺者が減ってる」っちゅうても、「自殺者」ってのは「遺書がある死体」の事やからねぇ。

2014年に全国の警察が把握した自殺者数は2万5374人だったことが15日、警察庁のまとめ(速報値)で分かった。前年より1909人(7.0%)少なく、5年連続で減少。金融危機の影響で自殺者が急増する前の水準となった。

5年連続で「遺書がある死体」が減ってるだけで、実際は減っとらんで。

警察庁が扱った死体の数を公表しとるんやけど…

1 死体取扱数の推移

これによると、平成20年の「変死体」の数は1万5038体やったのが、平成24年の「変死体」の数は2万2722体に増えてる。

「犯罪死体」でも「変死体」でもない死体の数は平成20年は14万5816体やったのが、平成24年には15万377体に増えてる。

ちゅうか、犯罪死体でも変死体でもない死体ってなんやねん。

警察が取り扱っとるんやから、病死体やないし、どう考えてもこれも「変死体」やと思うんやけど…

まぁ、年寄りの孤独死なんかも増えてるからアレやけど、それも含めてやっぱり「変死体」やろ。

で、WHOによると「変死の原因の半分は自殺」って事らしく、欧米なんかはこれに倣って変死体の半分を自殺としてカウントしとるんやけど、日本は、変死体ですら分けとる。

交通事故の死者数なんかもそうやけど、結局は「数字のマジック」やねんな。

WHOの方針に倣って自殺者をカウントしたら、2万5千に8万近く足さなあかんからねぇ。

そしたら、日本の年間自殺者数は10万人になってまうと。

そしたら世界一の自殺大国やん。

分析した内閣府は「中高年の男性の数が著しく減少し、健康や経済が原因の自殺も大幅に減った。09年から地域ごとにきめ細かい対策を行えるよう財政支援した効果が表れた」と説明している。 

よう、そんな事言えたな(笑)

個人的には、「死にたいヤツは勝手に死ねば良い」が持論なんで、死にたいヤツは死なせてやった方が良いと思うけど…

経済的な理由よりも、健康的な理由の方が多いって事をもっと考えて、「自殺を減らす」って事に力を入れるよりも、「尊厳死」も含めた「安楽死」の導入を急ぐべきですな。

カネがなきゃ生きられへんし、生きてるのが辛い病気もある。

国が「死んだらあかん」って言い続けると、この人らを苦しめるだけやで。

「死んだらあかん」なんて言えるのは、食えるだけのカネがあって、健康やから言えるねん。

「自殺を減らしました」って張り切って言うよりも、死にたい人が安らかに死ねる社会にして欲しいもんですな。

生きたい人が死なんでええ社会ってのが前提でな。


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生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由(わけ)がある


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