◆ 死刑「やむを得ない」容認8割
「やむを得ない」っちゅうか、物を取ったら物を返す。カネを取ったらカネを返す。
「罪を償う」って事は、「現状回復」させる事に尽きるわけで、「殺人」っちゅう現状を回復できん事をやった以上、命を取ったら命を取るのが当然やろな。
何度も書いてるけど、そもそも、人を殺した人間が生きててええ理由が分からん。
まぁ、人を殺す背景にゃ色々あるし、介護殺人とか同情できるっちゅうか、殺さなあかん理由ってのも分かるケースもあるから「人殺し」を一括りする訳にゃいかんけど、そういう「殺人」で死刑判決がでる事はない。
死刑判決が出るって事は、何の罪もなく、介護殺人みたいな同情できるケースやないわけで、そういう「人殺し」を税金で生かし続ける意味ってのが、ほんま分からん。
これに納得できる理由があるなら、死刑にも色々デメリットがあるんで、死刑廃止でもええと思うけど、納得できる理由ってのを聞いた事がない。
強いて言うなら「冤罪があるから」ってだけ。
冤罪が起きるのは捜査手法とか司法の欠陥があるからなわけで、死刑制度があるのとは、また別次元の話。
「冤罪が起きるから死刑廃止」とか言うヤツは、論理をすり替えとるだけやねん。
「更正の可能性がある」ってのも、人を殺したヤツを更正させてどうすんの?
税金で飯食わせて、再教育したって、死んだ人は戻らんし、遺族の怒りも悲しみも消える事はない。
「司法は代理処罰するとこじゃない」って言うけど、国が代わって仕置きしてくれんのなら、自分の手でやるしかなくなるわけで、必殺仕事人みたいな職業も生まれる事になるで。
個人的には、身内が殺されたら、死刑やなくて、とっととシャバに出してもらって、自分の手で殺したいけど…
欧米がどうか知らんけど、ほんの百年前までは「仇討ち」っちゅう文化が残ってたこの国で、「代理処罰」すらせんとなると、それこそ治安悪化の元。
とにかく、死刑を廃止したいなら、人を殺した人間が生きてて良い納得できる理由ってもんを探して欲しいもんですな。
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死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張
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