◆ チュニジアで日本人6人死傷


「アラブの春」ってのは、結局、こういう事を巻き起こしただけって事ですな。

日本も含めて西側の人間は、「民主主義」が絶対正しいと思ってるけど、それは社会が成熟してるから成り立つわけで、中東辺りじゃまだまだ早いねんで。

日本もほんの150年前までは独裁政権やったわけで、それを考えりゃ日本から150年ぐらい遅れとるやろ。

強力な独裁者がおらんと国がまとらんって。

ちゅう事で、今は「アラブの春」が起きた地域は行かん事ですな。

チュニジアは中東・北アフリカ地域の中でも比較的治安が安定しており、外国人を標的としたこれほどの規模のテロ事件が起きるのは異例。

異例っちゅうても、チュニジアなんか、民主化以降、若者が3000人もISILに参加しとるんやで。

もう、あの辺は、安全な地域なんかないって。

それにしても、欧米人もおるから日本人を標的にしたテロやないと思うけど、気になるのが…

負傷女性は陸自の医官=麻酔科勤務、12日から休暇―防衛省

防衛省は19日、チュニジアの観光客襲撃事件で負傷した結城法子さん(35)について、自衛隊中央病院(東京都世田谷区)の麻酔科に勤務する3等陸佐の医官であることを明らかにした。

医官とはいえ、昔で言うところの「少佐」っちゅう自衛隊の幹部が被害者っちゅうのがなぁ。

結城さんは海外渡航申請を出しておらず、岩田清文陸上幕僚長は19日の記者会見で、「私的(な渡航)とはいえ、しかるべき措置が必要だ」と述べた。

私的な旅行を装った偵察やったのがバレて狙われたとかは…ないわな。

ちゅうか、医官とはいえ自衛官が無断でこんなとこ行っとったら、それはそれで問題になる気がするけど…

何にしても、「イスラム教とは関係ない」っちゅうても、イスラム教徒が多い地域でこういうテロ事件が多発しとるわけで、今後もこれは続く。

身の安全を守る為には、イスラム教徒が多い地域には近づかん事ですな。

こういう事を言うと「差別」って事になるんやろうけど、実際に中東だけやなくて、パキスタンでも東南アジアでもテロは起きとるし、イスラム教徒がテロリスト集団に加わってるのも事実。

「一括りにするのは良くない」んやろうけど、一括りにせなあかんほど多発しとるやん。

「イスラム教徒には近づくな」ぐらい言うとかんと、身の安全は守れんような気がするな。

まぁ、そこまで言わんにしても、渡航の危険レベルは上げといた方が良いと思います。


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