◆ 「無免許事故は危険運転」遺族提訴
「無免許」が「危険運転」やなかったら、免許いらんやん。
提訴後の記者会見で、中江さんは「刑事裁判の判決には納得いかない。無免許運転での事故は危険運転だ。遺族の率直な思いを裁判で訴える」と話した。
何で、こんな当たり前の事を訴えなあかんのやろな。
「免許がない」って事は、「運転する技量がない」って事と同義のはずやのに、「日常的に運転してたから、運転技量がないとは言えない」っちゅう訳の分からん事を言うて危険運転やないって判断しとるんやからねぇ。
それじゃ、何の為の「免許制度」が分からんやん。
ほんま、頭がおかしいとしか思えんわ。
そもそも、検察が「危険運転致死傷罪」やなくて「自動車運転過失致死傷罪」で起訴したのが間違いやねん。
それもこれも…
刑法第208条の2
1.アルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させ、よって、人を負傷させた者は15年以下の懲役に処し、人を死亡させた者は1年以上の有期懲役に処する。その進行を制御することが困難な高速度で、又はその進行を制御する技能を有しないで自動車を走行させ、よって人を死傷させた者も、同様とする。
「アルコール又は薬物の影響」って限定しとるからやねんな。
しかも、「その進行を制御する技能を有しないで…」って、「無免許」やなくて技能があるかどうかで危険かどうかを判断してる。
これを読む限り飲酒(薬物)とスピード違反だけが「危険」の定義になっとるわけで、「無免許」はそもそも「危険」の定義から外れとるねんな。
法に則って起訴する検察は、「危険運転」で起訴すると裁判に負けるからやめたんやけど、危険運転で起訴すりゃ、裁判は裁判員裁判になるわけで、庶民感覚で危険運転に認定したと思うけどなぁ。
とにかく、こういうアホな法律はとっとと改正するべきですな。
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