◆ 少年法 年齢引き下げの是非
「少年法の年齢引き下げ是か非か」やなくて、「少年法」がいるのかいらんのかって議論をするべきですな。
「少年法」の趣旨は、触法少年に刑事処分を下すよりも保護更正の処分を下した方が良いって事なんやけど、少年法ができた時代は、食うものもなく、やむにやまれず犯罪に走る「少年」が多かったからなわけで、今の時代にそんな「少年」は極少数やろ。
これだけ、豊かになったし、実際、少年犯罪は激減してるわけで、「少年法」の役割はもうないと思う。
罪に応じて罰を与えりゃええねん。
「更正の余地がある」とか何とかは、裁判で判断して、その時に「情状酌量」って形で減刑するなり、保護更正処分にするなりにしたらええがな。
一律「少年」って事で保護更正処分にする必要はない。
その為に裁判があるんちゃうんかいな。
最近のガキは、昔のガキと違って情報も多くて、「知恵」もついとるんで、「少年法で守られてる」って事を分かった上で犯罪を犯すヤツがおる。
「やむにやまれず」ってのは、保護してやるべきやけど、そういうのまで保護する必要ってあんのか?
「少年法」がある限り、そういうヤツらを裁く事ができんってのはおかしな話やねん。
凶悪犯罪でも名前も顔も公開されんしな。
なので、少年法は役割を終えたって事で廃止するべき。
その上で、少年に対する「配慮」は裁判でやったらええねん。
そうすりゃ、何歳ならダメとかそういう議論もせんで良くなる。
何歳だろうが罪は罪として裁いて、何歳だろうが審理中に「更正の余地がある」とか「同情できる」とかって事情が分かれば「情状酌量」すりゃええだけの事。
何で、そうならんのか不思議でしゃあない。
とにかく、「年齢」に拘ると根本的な事を見誤るんで、年齢引き下げの議論なんかやらんと、いるのかいらんのかって議論をして欲しいもんです。
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少年法―基本理念から改正問題まで
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