◆ 高校の新必修科目に「公共」
「ゆとり」にしてもそうやけど、こうやって思いつきで変えて、教える側がそれについていけるんかね。
骨格案は高校の歴史教育の課題として、近現代史分野で定着度が低い▽現代世界での日本の歴史認識が培われていない▽暗記中心になっている−−などを指摘した。新科目「歴史総合」は近現代史を中心に日本と世界の動きを関連づけて学び、討論や資料分析を重視する。「地理歴史」では、新科目「地理総合」(同)も必修とし、地図上で災害情報などを確認できるGIS(地理情報システム)の活用や地図作製など「実践型」授業に重点を置く。
発想としてはええんやけど、教える側が左に巻いてたら余計に混乱するような気が…(笑)
まぁ、「討論や資料分析を重視する」って事なんで、高校ぐらいになりゃ、自分で考えられるからええか。
問題は…
小学校では11年度から5、6年生で必修になった教科外活動の「外国語活動」を教科化し、授業時数を現行の週1コマから2コマに増やす。
こっちやな。
これも何度も書いてるけど、「外国語教育」よりも「国語教育」の方が重要やと思うんやけどねぇ。
それでなくても、「日本語の乱れ」とか言うとるし、いくら外国語を習ったって、最終的には国語で考えるわけやし、「国際社会」だの何だのって言うたところで、外国語が必要になる日本人ってそんなにおらんやろ。
それなら、どっちにも必要な「国語力」をアップさせた方がええと思うんやけど…
何にしても、大人の思いつきで色々試行錯誤するのはええけど、失敗したらその影響は全てを生徒がかぶる事になるんで、その辺はよく考えて、仮に失敗しても、被害は最小限になるようにしてあげて欲しいもんです。
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