◆ 消費税10% 給付案には上限額

「上限」決める以前に…

給付上限額は年間数千円程度を想定しており、その場合の財源は数千億円程度とみられる。

年間数千円返してもらってもしゃあないやろ。

ちゅうか、その数千円返すのに、どれだけのカネがかかるんや?

公務員様の時給を考えりゃ、むしろ、そっちの方がカネかかる気がするんやけど…

しかも…

買い物時に、金額のデータを共通番号制度のマイナンバーカードを通じ、政府が新設するデータセンターに保存。たまった金額を後から支払う。

何を買って、何を食ってるかっちゅう「個人情報」を国に提供せなあかんと。

こんな「家計簿」っちゅう結構な情報と引き替えに数千円なんか誰が欲しいねん。

しかも、年金機構をみりゃ分かるように、管理が杜撰なお役所がその個人情報を預かっとるんやで。

家計簿を握られるって事は、その人の趣味嗜好も丸わかりやし、生活形態も丸わかり。

そんな情報を詐欺師が手に入れたら…

どんな事になるんやろね。

まだ金額に応じて一律2%を還付する方式なら、生活形態までは分からんけど…

財務省原案は、2017年4月の増税時に、「酒類を除く飲食料品」(外食を含む)について2%相当額を後で給付するとしている。

って事は、事細かに何に使ったかっちゅうデータがいるわけで、「金額」やなくて「購入履歴」ってもんが保存される事になる。

当然、日付も記録されるやろうから、衝動買いっちゅうか財布のヒモがゆるむ日ってのも分かるわけで、詐欺師からしたらよだれが出るほどの「お宝」になるわけで、どんな事をしても手に入れようとするやろね。

そんな「お宝」を提供せなあかんっちゅうリスクを負いながら、貰えるのはたかだか数千円。

何の為の、誰の為の「制度」なんやろね。

何にしても、こんな事をしても国民にとっちゃ何のメリットもないどころか、給付の為にまた税金が必要になるわ、色々とリスクを背負わなあかんようになるわで、デメリットしかない。

なので、こんな事ならやめる事ですな。

何もせんとそのまま10%取れば良い。

ちゅうか、「社会保障の為」とか言いながら、増税してやった事ってのは公務員の給料上げる事やったからねぇ。

個人的には増税そのものをやめるべきやと思うけど、増税するにしても、お役所が何かやると余計にカネがかかるし、ややこしい事を巻き起こすだけなんで、何もせんと取るだけにして欲しいもんです。




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