◆ 安保法制 年内にも違憲訴訟
「違憲訴訟」っちゅうても、何を「違憲」っちゅうて争うつもりなんやろな。
まぁ、流れ的に「集団的自衛権の行使」を「違憲」って言うつもりなんやろうけど、憲法には集団的自衛権があるともないとも書いてないわけで、ここに「解釈」の余地が生まれて、今までは「持ってるけど使えない」っちゅう意味不明な「解釈」をしてた。
それを、今回は「使える」って「解釈」を変えただけの事。
個人的には、「解釈改憲」ってのは危険なんで、今回の件もこの点は気に入らんのやけど、「集団的自衛権の行使」を「違憲」って言うなら、自衛隊の存在自体を争ってくれんと説得力がないねんなぁ。
何度も書いてるけど、前文に「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」って書いてて、それを読んで憲法9条2項を読むと、どう読んでも「日本を攻める国はないんやから戦力は持ちません」って書いてある。
9条2項がなけりゃええけど、2項がある限り「自衛隊」も「違憲」としか読めんねんなぁ。
憲法を素直に読むと「個別的自衛権」も「集団的自衛権」もないわけで、違憲訴訟をするなら、これを言わんと、どうしても矛盾が生じる。
なので、やるなら、「自衛隊は違憲」って方向でやってくれんとな。
そっちをやってくれりゃ、9条2項の危険性ってもんが国民全員に知れ渡って、憲法改正の流れもできる(笑)
「憲法改正」ちゅうても、とりあえず9条2項を削除するだけなんやから、これに反対する国民ってそんなにおらんやろ。
ほんま、これだけでええから、すぐにやって欲しいわ。
で、本筋の「違憲訴訟」やけど…
ただ、別の裁判官は「司法が国の進む方向を決めていいのか。選挙で選ばれた国会議員が決めたことで、裁判官は選挙を経ていない。間違いと思うなら、政権交代させるべきだ」と指摘している。
全く以てその通りですな。
1万人集めたところで、それを「民意」とか言われてもねぇ。
ほんま、こういうのは選挙で勝ってから言うて欲しいもんですな。
ちゅうか、「違憲訴訟」をやるにしても、憲法に…
第81条
最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する終審裁判所である。
ってのがあるけど、これに「条約」は含まれてへん。
「集団的自衛権の行使」ってのは、日米安全保障条約に明記されとるわけで、「条約」に基づく法律なんやけど…
さて、どうしましょう?(笑)
これも「解釈」で乗り切るか?
「解釈改憲はあかん」って言うてるのに、「解釈」で戦うん?(笑)
まぁ、「暴力反対」っちゅうて「暴力」をふるうヤツらやからねぇ。
どれだけ矛盾を指摘しても、お花畑には理解できんか。
結局、憲法9条だけやなくて、日本国憲法には色々と不備があるねんな。
しかも、当時では考えられん事も起きてるわけで、色々と足らんとこも出て来てる。
要するに日本国憲法は、今となっては欠陥品やねん。
時代も変わって、世界情勢も変わって、色々と考え方も変わってるのに、憲法は変えたらあかんって言うとるのは、頭がおかしいとしかしか思えん。
今更、昔の生活には戻れんのやから、今の生活に合わせて憲法を変えるのは当然やねん。
まぁ、やるならやるでええけど、やるなら根本的なとこを議論して欲しいもんですな。
それで、今の憲法じゃあかんって事を国民全員に知らしめてくれりゃ、お花畑も存在意義があるってもんです。
ちゅうか、「違憲」って判決が出りゃ憲法改正に拍車がかかるだけやし、「合憲」って判決が出りゃ司法がお墨付きを与えた事になるし、どっちに転んでもメリットないと思うんやけどねぇ。
まぁ、ええか(笑)
まぁ、お花畑のみなさん頑張って下さいって事で。
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