◆ 7歳児治療させず死亡 男逮捕

この21世紀にこんなの信じるヤツっておるんやな。

県警によると、死亡したのは小学2年今井駿君=宇都宮市東原町=。近藤容疑者は今井君の両親に「不治の病を治せる」「腹の中に死に神がいるからインスリンでは治らない」などと言い、両親は信じ込んでいたという。県警は両親を保護責任者遺棄致死の疑いで書類送検する方針。

死に神ってあんた…

何がどうなったらこんなのを信じるんや?

「藁をもつかみたい」って気持ちは分からんでもないけど、ヤリを持って、真っ裸で暮らしてるどこぞの土人とか、江戸時代の日本ならまだしも、この21世紀の日本で「死に神」を信じるってなぁ。

義務教育も受けとらんのやろか?

ちゅうか、そもそも1型糖尿病は現代以外じゃ治らんねん。

成体の神経幹細胞を用いた、糖尿病の再生医療技術の開発

独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】浅島 誠 フェローと幹細胞工学研究センター【研究センター長 浅島 誠】幹細胞制御研究チーム 桑原 知子 主任研究員、器官発生研究チーム 伊藤 弓弦 研究チーム長、小沼 泰子 研究員らは、米国ソーク研究所 Fred H. Gage教授らと共同で、ラットを用いた動物実験により、成体の神経幹細胞を膵臓に移植する糖尿病の再生医療に有効な方法を開発し、その治療効果を確認した。

こういう研究が進めば、将来的には治る可能性はあるけど、現時点では一生インスリンを打ち続けなあかん。

治す病気やなくて、一生付き合う病気やねん。

ちゅうか、阪神の岩田も1型糖尿病なんやけど、インスリンすりゃ打ってりゃ、何の支障もなく過ごせるねん。

それを、インスリンを打つのをやめて…

母親が昨年12月ごろ、知り合いの近藤容疑者に病状を相談。近藤容疑者はインスリンの注射をやめさせ、「治療」と称して、今井君の回りにローソクを立て、体を触ったり、「死に神退散」などと唱えたりしていたという。

こんな訳の分からん事をやって、別記事じゃ…

容疑者「男児の腹の中に死に神が」 糖尿病7歳殺害事件

近藤容疑者は「腹の中に死に神がいるからインスリンでは治らない」などと、ろうそくを立てて呪文を唱えたり、今井君の体を触ったり、ハンバーガーや栄養ドリンクを摂取させたりした。

糖尿病患者にハンバーガに栄養ドリンクって…

そりゃ死ぬわな。

毒殺したのと何ら変わらへん。

そりゃ「殺人」ですわ。

ただ、面倒臭いのは「殺意」とやらの立証ですな。

これで、ほんまに治るって信じてたら、そこに「殺意」ってもんはないわけで、殺意がなかったら殺人にゃならんのが日本の法律やからねぇ。

「未必の故意」を適用しようにも、一般人はこんな事すりゃ死ぬってのは分かってても、死に神を信じるようなキ●ガイやからねぇ。

それを信じる人がおるぐらいやから、本人は本気で信じてるんやろうし…

「キ●ガイ無罪」っちゅうおかしな法律もあるし、これはなかなか難しい話ですな。

何にしても、「霊がついてる」だの何だのって脅すヤツは許したらあかんってな事を何度も書いてるけど、壺とかを買わされて詐欺られてもやり直しが利くけど、こういうのは取り返しがつかん。

この手のオカルト系の犯罪を撲滅する為にも「一罰百戒」って事で死刑にして欲しいもんですな。

それとこの親を叩くのは可哀想な気もするけど、こういう事を二度と起こさん為にも、この親にもそれなりの罰を与えて、信じるのは自由やけど、親がバカやと子供がこうなる事もあるって事を知らしめて欲しいもんです。




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僕はまだ がんばれる-不治の病 1型糖尿病患者、大村詠一の挑戦-


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