◆ タニタ ツイートが炎上し謝罪
英語の「plastic margarine」を「マーガリンは食べるプラスチック」って訳したのがそもそもの始まりなんやけど…
ヘルスメーター製造・販売で有名なタニタ(東京都板橋区)の関連会社で、健康をテーマにしたWebサイトを運営するタニタヘルスリンク(東京都豊島区)の公式ツイッターアカウントが、「生クリームは食べるプラスチック」というツイートをして批判を浴びている。
その誤訳をそのまま信じてるからこういう事を言うてしまうねんな。
「プラスチック」は日本語になってるんで、日本人は「プラスチック」って聞くと「合成樹脂」を思い浮かべるけど、「plastic」には他にも意味があって「可塑性の」って意味がある。
「自由な形にできる」とか「簡単に形が変わる」とかそういう意味やけど、「プラスチック」って聞いて、この意味を思い浮かべる日本人はそうおらんわな。
だから、おかしな事になっとるんやけど、マーガリンって自由な形にできるやん。
そういう意味での「plastic」やねん。
「プラスチック爆弾」ってのも日本人は「プラスチックでできた爆弾」って思ってる人が多いんやろうけど、これも「粘度みたいに自由な形にできる爆弾」って事やからな。
それを理解してたら、こんな事にゃならんのやけど、結局言いたい事は…
「プラスチック」の意味するものも不明だが、一部ツイッターユーザーは海外で「プラスチックオイル」とも呼ばれ、過剰摂取により心疾患のリスクを高めるトランス脂肪酸を指したのではないか、と推測している。
「トランス脂肪酸は危険」って事が言いたいんやろな。
まぁ、誤訳を信じ込んでる可能性もあるけど、マーガリンとかに含まれるトランス脂肪酸の危険性ってのは、だいぶうるさく言われ始めてて、アメリカなんかじゃ禁止条例もできてる。
日本は摂取量が少ない事もあってか、何の告知もされとらんけど…
何にしても、「plastic」を「可塑性の」って訳したら、生クリームも当然可塑性があるんで、そういう意味やと笑って許してやりましょうって事で。
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