◆ 最賃1500円訴え 綱渡りの生活
「最低賃金を上げろ」ってのには反対せんけど、これバイトの話やからねぇ。
「父は寝たきりで祖母も高齢。高校時代、家族で唯一働ける僕のバイト代は時給850円だった」。非正規雇用が労働者の4割を占める中、そうした人々の生活に直結する最低賃金を現在の平均798円から全国一律で1500円に引き上げるよう求めるデモが13日、東京・新宿であった。中心メンバーで法政大4年の岩井佑樹さん(22)は、アルバイトで家族の生計を支え一時は進学も諦めかけた体験から、活動を続けている。
バイトは責任がないから安い時給でコキ使ってるのに、これで1500円とかにしたら、正社員並みに自由を奪わなあかんようになるけど、それはええん?
ちゅうか、こういう御涙頂戴の貧乏話をするなら、「最低賃金を1500円にしろ」やなくて「ベーシックインカムを導入しろ」とか社会保障の充実を訴えるべきやと思うんやけど…
デモの相手も企業やなくて政府なんやろ?
それに最低賃金を上げると当然雇用は減るわけで、しかも一番割を食うのは若者になるんやけどねぇ。
それも分かった上で「最低賃金を上げろ」って言うてる?
何にしても、「最低賃金を上げろ」って言うのも結構なんやけど、そっちの話よりも株で何億儲けても20%しか税金がかからんとか、社会保険料の上限が決まってるから、所得が多いほど払う率が低くなるとか、俗に言う「金持ち優遇税制」と、本当に困ってる人に手を差し伸べへんおかしな社会保障の話をまとめて、「この国の税と社会保障はどうなってるんだ」って方向で展開した方が国民もまとまると思うし、税と社会保障の抜本的な改革は今の最大の課題なんで是非そっちの方向でお願いしたいもんです。
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