◆ 寝たきり芸人 同情より笑いを
「自虐」は笑いの基本なんで…
難病で全身がまひし、顔と左手親指しか動かせない熊本県合志市の阿曽太一さん(37)は、自身の障害をコントで笑い飛ばす「寝たきり芸人『あそどっぐ』」としてライブやネットでネタを披露している。24時間介護が必要な体だが、「障害は僕の武器。プロになってお笑いを続けていくには今年が正念場と思って頑張ります」と意気込みを語る。
「障害」はネタの宝庫っちゃ宝庫やけど…
「物心ついた時にはこの体。同情も感動もいらない。ただ笑ってほしい」
って言われてもねぇ。
まぁ、去年のM1はトレンディエンジェルが優勝したし、ハゲ、チビ、デブ、ブサイクなんてのが「笑い」にできるんやから、「障害」をネタにするのもそれらと基本的に変わらんし、乙武なんかも障害をネタにするけど(乙武の場合はそれをやる事で健常者が困るのを嘲笑うっちゅうやらしいやつやけど)、本人がそれで良いんやったら、障害も十分ネタになるとは思うけど、周りがうるさいからなぁ。
「障害」の「害」の字を「ひらがなで書け」って言うぐらいやねんで。
そんな言葉狩りをするヤツがおるんやから、色々と面倒臭いがな。
それに、そもそも…
コント・もしも寝たきり障害者が銀行強盗だったら
コント・私立寝たきり学園
痛々しいだけで、全然笑われへんのやけど…
これやと、見る側が笑ったら笑ったらで、「差別」だ何だって言うヤツらがうるさいやろうし、笑わんかったら笑わんかったらで、「可哀想」って言いたいヤツらが「一生懸命やってるんだから笑ってやれ」的な事を言うてうるさいやろうし、ほんま面倒臭い。
まぁ、こういうポジティブな精神は立派やと思うし、その姿勢は素晴らしいとも思うけど、障害があるとか関係なく「芸人」って言うからには、普通に笑いを取れるようにしてくれんと。
せめて、発声ぐらいは何とかしてくれんと聞きづらくてしょうがない。
筋ジストロフィーやから声を出すのもしんどいんやろうけど、声を出すのがしんどいなら字幕をつけるとか、音声合成で喋らすとか、何か工夫せんと、正直見る側が辛いで。
何にしても、こういう姿勢は立派やと思うし、障害者が生きて行く為の一つの道を示してるとも思うんで、この行為自体は否定せんけど、障害者とか関係なくちゃんと一人の「芸人」として笑いを取って欲しいもんです。
個人的にはピンやと難しいと思うんで、コンビかトリオかでやった方がええと思うな。
障害者同士でもええし、健常者を含めてもええし、複数人で「障害」をいじって、「差別、差別」うるさいヤツらを黙らせるぐらいの毒を吐いて、「障害ネタ」ってジャンルを確立して下さいって事で。
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