◆ 介護殺人 孤独だった加害者
えっ!?
あの人、自殺してたんかいな。
知らんかった…
2006年に京都市伏見区で起きた認知症の母殺害事件。承諾殺人罪に問われ、有罪判決を受けた長男(62)が14年8月、大津市の琵琶湖で命を落とした。親族によると、自殺とみられる。
確定判決によると、長男は06年2月、伏見区の桂川河川敷で車いすに座る認知症の母親(当時86歳)の首を絞めて殺害した。自らも刃物で首を切り自殺を図ったが、助かった。
長男は母親の介護のために会社を辞めて収入が途絶え、生活苦に陥ったとされた。デイケアなどの介護費や約3万円のアパートの家賃も払えなくなった。役所に生活保護の相談もしたが、「まだ働ける」と断られていた。
「もう生きられへん、ここで終わりや」と言う長男に「そうか、あかんか。一緒やで」と答える母親。長男の裁判で、検察側は犯行直前の2人のやり取りを詳しく明らかにした。被告の心情に寄り添うような検察側の姿勢もあり、事件は大きく報道された。
京都地裁は06年7月、長男に懲役2年6月、執行猶予3年(求刑・懲役3年)を言い渡した。裁判官は「裁かれているのは日本の介護制度や行政だ」と長男に同情した。長男も法廷で「母の分まで生きたい」と約束した。
※この事件を忘れた人、知らない人はコチラの動画をどうぞ。
京都認知症母殺害心中未遂事件 マンガ【泣ける動画】
もう10年前の話やけど、あまりに切ない話やったんで…
◆法廷が号泣した「承諾殺人」
◆認知症の母殺害に猶予判決
2回ほど取り上げとるけど、裁判長に「朝と夕、母を思いだし、自分をあやめず、母のためにも幸せに生きてください」って言われて殺人やのに執行猶予やったのになぁ。
それから約8年。長男はどう生活していたのか。親族らによると、長男は裁判の後、滋賀県草津市の家賃約2万2000円のアパートで1人暮らしを始め、木材会社で働いた。
部屋には母親と事件前に病死した父親の位牌(いはい)を安置する仏壇を置いたが、事件のことを口にすることはなかった。勤務先の同僚は「真面目に黙々と仕事をこなした」。近所の男性は「誰かが訪れるのを見たことがない。孤独だったのでは」と話した。
13年2月、「会社をクビになった」と親族に伝えたのを最後に、連絡が取れなくなった。自宅にも帰らず、行方が分からなくなった。親族が警察に行方不明者届を出したが、14年8月1日に遺体で見つかった。その日の朝、長男とみられる男性が琵琶湖大橋から湖に飛び降りるのを目撃した人がいたという。
「彼は最後まで孤独から抜け出せなかった」。親族の男性は毎日新聞の取材に無念さをにじませた。男性によると、長男が亡くなる際に身に着けていたカバンには、自分と母親のへその緒、そして「一緒に焼いて欲しい」というメモ書きが入っていた。所持金は数百円で預金はなかった。
これなら、母親殺した時に死ねてた方が良かったかもな。
それにしても、ややこしいヤツとか外人にポンポン生活保護出すくせに、何でこういう人を救ってやらんのやろね。
まぁ、母親を殺してからは、貰っても生きる気力がなかったかもしれんけど、殺す前に救いの手を差し伸べてたら違ってたやろな。
何にしても、これからこういうケースは益々増えると思うんで、救いの手を差し伸べんのなら、せめて「安楽死」を認めて、自分の手で親を殺すような事をせんでもええようにして欲しいもんです。
ちゅうか、「殺したらあかん」って言う時ながら、「自力で生きろ」ってのはあまりにも無責任やで。
「殺したらあかん」、「死んだらあかん」って言うなら助けるべきやし、財政難を理由に福祉を削るなら、「安楽死」を認めて楽にしてやるべき。
綺麗事だけ言うて、何もせん行政は、ほんまどうにかして欲しいもんですな。
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