◆ トイレで女児出産 窓から捨てる

人間は「性悪説」やと思ってるけど、獣でも自分が腹を痛めて産んだ子にゃ愛情注ぐのにねぇ。

人間の本質ってのは、獣以下なんやな。

事件から3日後の11月6日、県警鉾田署は保護責任者遺棄致傷の容疑で、女児が捨てられていた現場近くに住む女を逮捕した。DNA鑑定などから女児の母親と特定した。女は県警の調べに対し「自宅で一人で産んだ。産むことを誰にも相談できなかったので、仕方なかった」などと供述した。

迎えた今月8日の初公判。検察側の冒頭陳述や被告人質問などで明らかになった犯行の一部始終は以下の通りだ。

女は高校卒業後、職を転々としており、犯行時は市内のスーパーでパート従業員として勤務。祖母と実母との3人暮らしだった。犯行前、出会い系サイトを使い5人の男性と肉体関係を持っており、昨年の春ごろには生理が来ないことから妊娠に気付いたという。

しかし、「結婚を前提としない妊娠を家族に怒られると思った」といい、妊娠の事実を家族に打ち明けないどころか、産婦人科を受診することもなかった。女児の父親とみられる男性にも「(妊娠の事実を)言ったら逃げられる」と思い、切り出せなかったという。

そして、ついにその日が訪れる。11月3日午前6時ごろ、寝室で祖母と母親と川の字になって寝ていた女は、激しい腹痛から出産が間近であることを認識。「とにかく家族に知られたくない」と、トイレで出産することを決意して、1階のトイレにこもった。

便器内に女児を産み落とすと、へその緒を両手でちぎって、女児を胎盤もろとも下水に流そうと水洗レバーを引いた。しかし、女児の「生きたい」という願いが通じたのか、流れなかった。

女は女児の左足をつかんで便器から拾い上げ、トイレの高窓から外に落とすと、今度は外に出て、自宅境界にある高さ約1・5メートルの塀の外に投げ捨てた。

外は小雨が降り、冷え込んでいた。そんな中で女児は約1時間、母親の保護を求めて生まれたままの姿で泣き続けていたのだ。「どうしてよいか分からず、頭が真っ白になっていた」というその女は、泣き声を自宅内で聞きながら放置した。


子犬とか子猫が捨てられて雨の中で泣いてるのを見ても心が痛んで、どうしようか悩むのに、我が子を捨てて、泣き声を聞いてても放置できるって…

すごいね。ほんま。

こういうのは教わってできる事やないわけで、情操教育とか何かしら「教育」が足らんからこういう事ができる。

要するに、人間にはこういう事ができる資質が備わってるねんな。

それを発動させん為に躾なり教育があるわけで、そういう意味じゃ、そういう躾なり教育を受けとらんって事やから、この女も可哀想っちゃ可哀想やけど…

よう、こんな事するわ。

ちゅうか、へその緒って自分でちぎっても耐えられるんやな。

オイラなら痛みで気絶するような気がする。

それにしても、こんな事件も度々起きるけど、家族と住んでて何で家族が気付かんのか、それがいつも不思議ですわ。

見りゃ分かるやろ。

まぁ、妊娠してるのも気付かんほど無関心な親に育てられるとこうなるっちゅう事やな。

で、窓から捨てられた赤ちゃんは…

事件の発覚は昨年11月3日に遡(さかのぼ)る。同日午前7時25分ごろ、鉾田市当間の路上で、生まれて間もない女児が全裸で泣いているのを近隣住民の男性が発見し、110番通報した。駆けつけた救急隊員が同7時47分に体温を測定したところ、何と24度。極度の低体温状態で、公判に提出された医師の調書に「あと少し発見が遅れていれば命の危険があった」と書かれたほどだった。

女児は搬送先の病院で保育器に入れられ、入浴させるなど懸命な治療を受けて同9時半には体温が32度まで上昇。診察した医師は全治2週間の低体温症と診断した。「全治2週間」とはいえ、低体温状態が続いたことによる後遺症の有無については「1〜2年の経過観察が必要」という。


何とか助かったみたいやけど、この先どうするんやろね。

弁護側は「被告には前科前歴がなく真摯(しんし)に反省している。今後は祖母や親族が監督を約束している」などと主張。起訴状に記載されている「塀越しに路上にほうり投げて遺棄」という文言について、「ほうり投げたのではなく、落としただけだ」と述べた上で、執行猶予付きの判決が相当だと訴えた。

「真摯に反省してる」って言うとるけど、「ほうり投げたのではなく、落としただけだ」って言うようなヤツが反省してると思えんのやけどねぇ。

そんなヤツに親族が監督するとはいえ、子供育てられるか?

「むしろ、あの時死んでりゃ…」って事になるんちゃう?

この件は記憶に残らんから、時間が解決するけど、3歳過ぎてからの虐待は記憶に残るし、物心ついてから殺されるのは、この時死なんかった事よりも悲惨やで。

実の母親に育てられるのが必ずしも幸せやないやし、ここは子供を取り上げて、施設に入れるなり、里親を探した方がええと思うんやけど…

それと、「反省してるから執行猶予」とか言うとるけど、反省しようがしまいが、こんな事ができる時点で人として終わってるねん。

このまま生かし続けるなら、薬物を使うなり何なりして、人格を強制的に変えるぐらいの「治療」が必要やっちゅうの。

ほんま、この国の司法は「性善説」に立ちすぎるわ。

法律も基本、「更正」、「矯正」っちゅうて、「性善説」でできてるしのぉ。

何度も書いてるけど、人間は「性悪説」でできてるって事をちゃんと認識して、「更正」「矯正」をさせたいなら「調教」レベルの強い「教育」が必要って事を理解せな。

「3つ子の魂百まで」やないけど、こうなってもうたら並の教育じゃ修正不可能やねん。

なので、再犯しても誰も責任取らんのやし、「犯罪者の人権」とか言うとらんと、社会に戻すなら、薬物の投与も含めた物理的な人格変更ができるようにするべきですな。

何にしても、とりあえず、法律は「性悪説」でつくるようにする事と、人間は生まれながらにして「悪」なんで、その「悪」を発動させん為に教育や躾けが重要って事をもっと理解して欲しいもんです。




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性善説は死を招く―信用するな、任せるな


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