◆ 「家政婦に全遺産」遺言有効
遺産相続ってのはどこまでも醜い争いやけど…
平成23年に死去し「遺産は全て家政婦に渡す」としていた資産家女性=当時(97)=の遺言に反し、実娘2人が遺産を不当に持ち去ったとして、家政婦の女性(68)が遺産の返還を実娘側に求めた訴訟の判決が東京地裁であった。実娘側は「遺言は母親をだまして作成させたもので無効だ」などと主張したが、原克也裁判長は「介護せず資産のみに執着する実娘2人と違い、資産家女性に50年以上、献身的に仕えてきた。遺産で報おうとした心情は自然だ」と判断。家政婦の女性を全面勝訴とし、実娘側に宝石類や約3千万円など全遺産の返還を命じた。
この娘2人は、どこまでゲスですな。
それに引き替え、この家政婦は…
吉川さんの夫は59年に死去し、吉川さんは10億円超を相続。女性は吉川さんのもとで家政婦を続けた。月給は当初6万円で、夫の死後は無給だった。
昭和59年から無給って事は30年以上無給なわけで、もう家族同然で暮らしてたんやろな。
仕事やと考えたら、遺産で3千万円貰っても安いぐらいやで。
それを介護もせず、死んだら「遺産をよこせ」ってなぁ。
ゲスやなくてクズですな。
そりゃ裁判長も…
「実娘2人は吉川さんの資産に執着し、無心を繰り返してきた。『遺言は不合理だ』とする実娘側の主張は、それまでの自身の行いを省みないものだ」
って言うわ。
ちゅうか、こういう大岡裁きもできるんですな。
裁判所をあんまり褒める事はないけど、この裁判は褒めてあげたいと思います。
何にしても、遺産相続で争う事ほど醜いもんもないし、所詮は自分で稼いだカネやないんで、最初から貰えんもんと思っとく事ですな。
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