◆ 甘利氏 辞任はやせ我慢の美学
アベちゃんが「守る」って言うてたし、2/4にゃTPPの調印式もあるし、最低でもそこまで辞めんと思ってたんで、この潔さは素直に評価するけど、それで「罪」が消えるわけやないからねぇ。
金銭授受疑惑の責任を取って辞任した甘利明・前経済再生担当相が29日午前、内閣府職員の前であいさつし、「皆さんにご迷惑をおかけして申し訳ない」と謝罪した上で、「責任の取り方に対し、私なりのやせ我慢の美学を通させていただいた」と述べた。
「美学」って言うとるけど、結局は「ヒショガー」って言うただけやん。
早速…
「記事には自信」、甘利氏指摘に週刊文春が反論
甘利氏は28日の記者会見で、疑惑を報じた週刊文春の記事のうち、自身が建設会社からの現金入り封筒をスーツのポケットに入れたとされた点について「するはずがない」と述べ、同社の依頼で秘書が口利きをしたという指摘も否定した。
これについて、週刊文春編集部は読売新聞の取材に、「告発者の証言をメモ、録音などに基づいて長期間、取材検証した上で記事にした。記事には十分自信を持っている」と文書で回答した。
文春が反論してますけど(笑)
民主党議員やからどこまでほんまか分からんけど…
てな事を言うてたって話もあるしねぇ。
個人的には、どっからどう見ても立派な「汚職事件」やと思うんやけど…
<甘利担当相辞任>秘書ら告発する動き…立件に高いハードル
立件には議員の権限に基づく影響力を行使したことを立証する必要があり、国会議員や秘書に適用された例はない。過去に立件されたケースでは、市議が議会での質問権をちらつかせて市幹部に口利きするなど、「権限に基づく影響力の行使」が明確だった。甘利氏の秘書らが省庁の職員らに「国会でこの問題を取り上げる」と発言したような証拠がない限り適用は難しく、検察幹部は「仮に口利きがあっても、立件のハードルは極めて高い」と話す。
泥棒が泥棒を捕まえる法律をつくるわけもなく、政治家がつくる政治家を捕まえる法律は色々と抜け道があるようですな。
けどなぁ、1200万円(接待費込み)っちゅうカネを貰って、URに圧力をかけて…
甘利大臣ワイロ疑惑で新証言 “口利き”で補償金2億円増か
週刊文春の報道では、建設会社S興業(千葉・白井市)は13年8月、工事トラブルを巡り、独立行政法人都市再生機構(UR)から2億2000万円の補償金を受けたとされる。両者間の交渉を取り持った“謝礼”として、S興業の総務担当者は500万円を甘利大臣の事務所の秘書に手渡したという。
結果として、1200万円を渡したヤツは2億2000万円儲けとるわけで、これが「あっせん利得罪」にならんかったら、あっせん利得罪なんかあってないようなもんやん。
しかも、2億2000万円払ってるのはURやねんで。
賃貸料で収益を上げてるとはいえ、何兆円もの税金がつぎ込まれとるわけで、結局、税金が回り回っとるわけやん。
これで、何もなしっておかしくないか?
ほんま、いつの時代も「お主も悪よのぉ」で終わりですか。そうですか。
何にしても、甘利の件はこれで終了っぽいけど、代わりの大臣が失言王のノビテルなんで、失言での揚げ足取りってのは好かんのやけど、「アベ政治を許さない」って事で、まだまだ今後の展開を期待します(笑)
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