◆ 桃田への助成金 返還請求検討
田児はクビか。
日本スポーツ振興センター(JSC)が、闇カジノ店で違法賭博行為を行ったバドミントン男子の桃田賢斗(21)と、日本協会に対し、これまで支払った助成金の返還について検討に入ったことが11日、明らかになった。また所属先のNTT東日本は、同日付で桃田を闇カジノ店に誘った田児賢一(26)を解雇、桃田を出勤停止30日とする処分を発表。バドミントン界を襲った激震は当分、収まりそうにない。
まぁ、田児の場合は起訴されたら「常習賭博罪」になる可能性が高いんで、その場合は懲役3年以下になるから、たいていどこの会社も「禁錮以上」でクビやからねぇ。
罰金刑と違って立派な「前科者」やし、協会の処分も桃田は「出場停止」やけど、田児は「登録抹消」。
バドミントン選手として雇ってるのに、バドミントンができんのやから、そりゃクビでもしゃあないわな。
それに、田児が桃田に教えたわけやし、これはこれでしゃあないと思うけど、ここまで引っ張ってきたバドミントン界の功労者でもあるし、完全に「ギャンブル依存症」っちゅう病気なんで、こんな簡単に切り捨てんとバドミントン界としてちゃんと治療して、再出発の道筋ぐらいはつけてあげるべきやと思うけどな。
で、桃田の「出勤停止30日」なんやけど…
この日は所属先となるNTT東日本の処分も決まった。11日付で田児は解雇された一方、桃田は出勤停止30日という処置となった。処分が解ければ部内で練習することは可能となるが、バドミントン部の男子は半年間の対外活動自粛となり、これまでと同様の環境でトレーニングできるかは不透明。いばらの道が続く。
30日間は練習もできんわけで、これがどう響くか個人的にはちょっと気になるわ。
まぁ…
桃田賢斗「そんな気持ちには…」競技続行意欲戻らず
過去の賭博行為で無期限大会出場停止処分を受けているバドミントン男子の桃田賢斗(21=NTT東日本)が、まだ競技を続ける気持ちになっていないことが12日、分かった。関係者が電話で復帰へのエールを送ると「そんな気持ちになれない」と話したという。
メンタル的にそれどころやなさそうやけど…
それにしても…
日本代表の立場でありながら闇カジノに手を出した罪は重い。これまでアスリート助成などで桃田ら強化選手、日本バドミントン協会を支援していたJSCが、助成金の返還請求に向けて検討に入ったことが明らかになった。
海外渡航費や国内外での合宿費などは日本オリンピック委員会(JOC)やスポーツ振興くじ(toto)を管轄するJSC、各競技団体からの強化費でまかなわれる。選手に直接、振り込まれるJSCのアスリート助成金は多い時で桃田に年間90万円、桃田を闇カジノ店に誘った2012年ロンドン五輪代表の田児には240万円支払われた。
totoっちゅう博打で儲けたカネを配って、博打に行ったから返せって何の冗談なんやろね。
世界ランク2位っちゅう結果を残しとるんやから、強化費は適切に使われとるがな。
世論に配慮してるんか何か知らんけど、何でこういう議論になるんやろね。
まだまだ21歳の小僧やねんで。
アスリートに「人格者」を求めすぎやっちゅうの。
浅田真央とか北島康介とか松井秀喜とか、そんな人は滅多におらんって。
あの人らは特別やねん。
アスリートにあれを求める気持ちも分からんでもないけど、競技を離れたら普通の人間やからねぇ。
バド協会 茶髪&アクセサリー禁止も? “不良選手”取り締まる
終了後に報道陣に対応した銭谷欽治専務理事は「マナーや態度、服装も含めて、周りから支持をいただけるようにしたらどうだという意見をもらった。プライベートは関知できないが、代表活動中は茶髪や最近の男子でいえば光り物(アクセサリー)みたいなものとか、海外遠征の移動中も変な格好ではいけないという話もあった」と説明した。移動中の服装として、協会指定のブレザーを作り、着用を義務づけることも検討するという。
こんなアホな議論も始まっとるし。
スノボの国母の時もこんな議論になってたから…
◆ 東海大、国母の応援会を中止
全面的に擁護したんやけど、何でこうもこういう方向に行くかね。
昭和のスポ根世代が、まだまだ幅を利かせとるからこうなるんやろな。
まぁ、スポ根世代を経験しとるんで、それを全否定する気にはなれんけど、こういう発想はもう卒業するべきやで。
こうやって欠点をあげつらって、それを否定するっちゅう発想やから、大舞台で活躍できんようになるねん。
「失敗したら怒られる」から、大舞台になればなるほど「失敗したらどうしよう」になって、プレッシャーでつぶれる。
ゆとり世代のアスリートはプレッシャーを楽しめる選手が多いけど、これは「ゆとり教育」の最大の成果やと思うんやけどねぇ。
失敗を直すんやなくて、どんどん失敗させて、長所を伸ばすから、失敗を恐れずチャレンジできるようになる。
「失敗してもいい」っていう教育を受けて、成功事例が出て来てるのに、また元に戻すって、ほんまアホなんですか?
「あれはあかん、これはあかん」って指導は、メンタル的に何一つええ事ないねん。
結果出してるんやから、それでええがな。
こんなんやるのって、指導者の責任も問われる事になるから、そうならん為の方策でしかないやん。
この方が「管理」もしやすいしな。
結局、選手なんかどうでも良くて、自分に火の粉が飛ばんように、自分の保身を考えてるだけやねん。
だから、オリンピックの派遣なんかも選手をエコノミーにして、自分らはファーストクラスに乗るっちゅうアホな事ができる。
ほんま、どこまでもクズの集まりですな。
ネット上の意見も「桃田の処分が甘すぎる」とか「桃田もクビにしろ」とかってのが大勢やけど、そんな事を言うてたら、駐禁とかスピード違反でもクビにせなあかんけど、それでええんやろか?
自分に降りかかったらどうするんやろね。
何か、除菌消臭といい、綺麗好きが増えたっちゅうか、何ちゅうか、何事も完璧を求めすぎな世の中になってもうたな。
「水清くして不魚住」って言葉があるけど、そんな窮屈で堅苦しい世の中で楽しいんかね。
それとも八つ当たりで叩きたいだけ?
「法律で禁止されてるからあかん」ってのも「コンプライアンス(法令遵守)」がうるさい時代やし、法治国家なんでその価値観自体は否定せんけど、法律を絶対視するのってどうなんやろね。
法律ってのは、所詮人間が考えたルールやねんで。
「少年法」にしたって、「刑法39条」にしたっておかしいし、軽犯罪法にゃ…
軽犯罪法
二十 公衆の目に触れるような場所で公衆にけん悪の情を催させるような仕方でしり、ももその他身体の一部をみだりに露出した者
太ももをみせたらあかんってのもあるんやで(笑)
これに違反すると30日以下の拘留。
桃田の闇カジノより罪が重い(笑)
今の時代、太もも見せてるヤツなんかどれだけおる事やら。
「禁止されてる」ってのも、国会議員の気分で何が禁止されるか分からんねんで。
大好物の食いもんが禁止されたらどうする?
法律で禁止されてるからって諦められる?
闇市があって、そこで売ってたら買いに行かんか?
「そんな事になるはずがない」って言うんやろうけど、戦後、米が配給制になって、米の売買が禁止されてた時期があった。
その時も闇市ができて、それなりに客がおったわけやけど、こういうのもバッシングするん?
闇市はええけど闇カジノはあかんって言う?
ヤクザの資金源になってるのは、どっちも一緒やん。
「法律を守る」ってのは、当然の事やけど、それを絶対視して思考停止するのは、国会議員をつけ上がらせるだけやねん。
ちゅうか、「法律で決まってるから」やなくて、何が良くて何が悪いのかって基準を自分なりに持っとくべきやで。
これを「共有」できたら法律なんかいらんねん。
「法律で決まってるからあかん」って発想やから、「法律で決まってなけりゃ何しても良い」になってモラルも何もない時代になっとるねん。
だから、何でもかんでも法律をつくらなあかんようになるし、規制もせなあかんようになる。
蒟蒻畑がええ例ですわ。
何でこうも窮屈な社会を求めるんか、ほんま理解に苦しむ。
長々と訳の分からん事を書いてもうたけど、「批判」はあってもええけど、批判に迎合して物事を決める風潮は、ほんまどうにかして欲しい。
批判、クレームの類に過敏に反応しすぎですわ、
こんなんやから、一部の声の大きい団体が幅を利かすねん。
何にしても、バッシングするにしても、もうちょっと深く考えて欲しいし、もうちょっと寛容さってもんを持って欲しいと思う今日この頃です。
詳細記事&コメント投稿
あなたの知らない「ヘン」な法律: 「シロ」と「クロ」の境界線
次の記事
TOPに戻る
ぶんぐ占い
ぶんぐ瓦版登録
ぶんぐ瓦版TOP