◆ 「脱ゆとり宣言」に猛反発続出
ゆとりと決別するのは結構なんやけど、何がどう悪かったんか、良かった点はなんやったんか、ちゃんと総括してやらんと、一方的に「脱ゆとり宣言」なんかしたら…
「ゆとり教育との決別ですか...。結構なことだと思いますが。あたしらは何なのでしょう。そうですか。失敗作ですか。ありがとうございます」
そりゃそうなるわな。
これやと「ゆとり世代=ダメ世代」って国家が認定したようなもんやん。
ちゃんと良い点、悪い点をあげて、メリットよりもデメリットの方が大きいから変えるって発表してやらんと、この世代はこれからもずっと「これだけら、ゆとりは…」って言われるで。
ゆとり世代からも…
「『ゆとり教育との決別』とか『教育再生』とか、その教育で育った世代と学校を出来損ないのように言うのは失礼でしょう? 教育を受けた生徒や施した学校が失敗なんじゃない。失敗したのは政府や文科省の政策です」
って言う声があるように、間違いがあったとしたら、それは文科省の責任なわけで、ダメなのはゆとり世代やなくて文科省やねん。
方向転換するならするで、ちゃんと総括して、良い点は引き継いで、悪い点は直すってせんと、また同じ失敗するで。
それと、間違ってたんやったら、誰に責任があって、何でこういう決定をしたかもちゃんと公表せんとな。
あの戦争にしたってそうやねん。
そういう総括をやらんと、アメリカの押しつけと中韓に対する配慮だけで生きてきたからおかしくなってる。
何で、どこで間違えたんか、誰に責任があったのか、他に方法がなかったのかなどなど色々ちゃんと総括、検証せんの?
「もう終わった事」「はい、次ぎ」でええと思ってんのか?
こういう公務員の無責任体質が、あの戦争も、新国立のゴタゴタも、この「脱ゆとり」も引き起こしとるねん。
「脱ゆとり宣言」なんかする前に、まずは「責任者出て来い」って話ですな。
何にしても、この国家の体制は、あの戦争を経験しても何も変わってないってのが明らかなわけで、あの状況に陥ったら、また同じ失敗を繰り返す。
なので、「ゆとりとの決別」を宣言するよりも、「公務員の無責任体質との決別」を宣言して欲しいもんですな。
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「ゆとり」批判はどうつくられたのか: 世代論を解きほぐす
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