◆ 患者殺害 点滴は無施錠で保管

病室に入ってやったんやと思ったら…

横浜市神奈川区の大口病院で入院患者の八巻信雄さん(88)が点滴に異物を混入され殺害された事件で、八巻さんに投与された点滴は使用の2日前の17日午前から4階のナースステーションに保管されていたことが捜査関係者への取材で分かった。点滴は他の患者に使用するものと一緒に無施錠の状態で保管されていた。神奈川県警は、17日以降にナースステーションで異物が混入された可能性があるとみて調べている。

ナースステーションでやられてんのかいな。

それにしても…

捜査関係者によると、同病院は通常、1日の使用分の点滴をナースステーションの机の上や洗面台の横で保管している。病院の薬剤部が、患者の氏名や使用予定の日時などを書いたラベルを貼り、午前中に翌日朝までの使用分が薬剤部からナースステーションに運ばれる。

だが、19日午後10時ごろから八巻さんに投与された点滴は、17〜19日が連休だったことから3日分がまとめて用意され、17日午前に4階ナースステーションに運び込まれた。17日夜以降、4階は日勤と当直の看護師2人ずつが交代で勤務していたという。


鍵もせんと3日間もまとめて放置するって、この病院の管理体制とか防犯体制ってどうなっとんのやろね。

犯人は病院関係者やと思うけど、こんな状態やったら誰にでも犯行が可能なわけで、尚更タチが悪い。

しかも…

点滴異物混入で患者死亡病院トラブルまみれ…全て同じ4階フロア

横浜市神奈川区の大口病院で入院患者の点滴に異物が混入され殺害された事件で、同院の4階でトラブルが相次いでいたことが24日、分かった。飲料への異物混入などが春から続発し、事件と同時期に入院患者3人が亡くなっていた。この日会見した高橋洋一院長は、殺害事件の犯人について「院内の人物の可能性も否定できない」と話した。

一連のトラブルが全て4階で起きてるわけで、このナースステーションが起点になっとるんやん。

4月から始まっとるのに、危機感がないっちゅうか、「命」を扱う病院がこんなんで大丈夫なんかね。

ちゅうか、やった犯人が悪いのは言うまでもないんやけど、病院が普通の管理体制、防犯体制をとってたら防げてる事件やん。

こりゃ、民事で損害賠償もあるやろうし、こんな病院に行ったら何されるか分からんので、誰も行かんようになって、そう遠くない時に潰れるやろな。

全国どこの病院でも起こり得る事件やと思ったけど、この病院があまりにも杜撰やったわけか。

それなら不幸中の幸いやけど、この事件を見本にして、全国の病院は管理体制、防犯体制を見直して欲しいもんです。




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殺人病院 誰も書けなかった病院の裏側


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